植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2008年 07月 01日

246 鬼怒川水系の隠れ谷

鬼怒川の秘蔵渓を30年ぶりで釣行
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期待通り、大イワナがロッドを曲げてくれた。
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イワナ渓へは野生と同居している。
ツキノワグマの糞が無造作にあった。
本日の仕掛け
竿 ダイワ琥珀本流6.1
糸 ナイロン0.6号 4メートル 通し仕掛け
目印 系と目印 1個
錘 2B
針 がまかつイワナ9号
餌 中三依産ドバミミズ

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by yuyugaku-ueno | 2008-07-01 21:24 | 渓流釣行記
2008年 06月 25日

239 裏女峰の渓谷、その3野門沢

裏日光、最大の滝、120メートル、布引滝を求めて
女峰山(2464メートル)北面に直接、突き上げる渓谷が、野門沢だ。
裏女峰における、唐沢、三沢、深沢、野門沢のなかで、滝群に恵まれているイワナ沢で、特に裏日光における最大の落差を誇る、布引滝を従えた峡谷が、今日、遡行する野門沢である。
今回、イワナ釣り調査と渓谷遡行を兼ねた、一石二鳥の段取りで、昨日同様、裏女峰の遡行に挑戦する。
すでにイワナ釣りでの釣行は実施済み、しかし、今日の予定は、布引滝の写真を撮影することが目標である。
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観暴台からの、布引滝を遠望する。
あいにくの曇り空、滝上部が雲に隠れてしまった。
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本州最大の野性、ニホンツキノワグマ。
おそらく100キログラムをゆうにこえる、どっしりしているオスグマだ。
ツキノワグマと10分間ぐらい、その生態を観察できた。
私はオーラを出さずに歩いているので、野生動物たちも、安心して普段通りの餌探しをやっていた。
今日のクマは、盛んに生長している、草と渓流の中に入り込み、沢蟹探し、倒木の裏に隠れている、昆虫を食べていた。

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by yuyugaku-ueno | 2008-06-25 18:55 | 渓流釣行記
2008年 06月 07日

218 男鹿山塊に秘める、野生の虹鱒を求めて

男鹿山塊の秘渓に潜む、天然虹鱒釣り
大正14年、地元の有志による、虹鱒を奥地に放流。
やがて天然の自然産卵が源流部に定着。
こんな朗報を百村新田在住の山人に聞いたのは、40年ぐらい前、と記憶している。
それから当地をしらみつぶしに探索、面白い釣行を重ねた。
教えてくれた地元の山人はどうしているのだろうか。
消息は知らない。
自然遊悠学を下野で立ち上げ、細々とつつまじく生活している最中、再び男鹿山塊、日光連山、那須連邦を再び、イワナとヤマメを求めて、再調査の旅を実行している。
今回、岩魚釣り人のプライドを捨て、野生の虹鱒を再び釣る決意で自然遊悠学の家を出発。
本来、ワンビバークする渓だが、明日、テレビ取材した生放送を見る予定なので、あえて気合を入れ直し、万全な体制を整えた。

本日の天気、晴れ。

この年になっても、V字渓にかなりの情熱を注ぐ、我が岩魚渓探訪の情熱はいささかな衰えもない。
あえて再挑戦する気分は若者と同じだ。
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これから遡る、男鹿山塊の秘渓。
水源の野生虹鱒、棲息地は遥か彼方の山々にある。
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何日か前、男鹿山塊の入り口である山好きな人に出会った。
その人は付近の山を40年も歩いている、といっていた。
「釣りなら3時間歩け」こんなアドバイスをしてくれた。
現在、毎日、同じ渓に釣り人が入っている。
一般の渓流釣り人の竿止め、それがおよそ3時間。
なるほど納得できる、今の渓流事情だ。
私も、山釣りの著書のなかで、「岩魚釣りは歩くことだ」と岩魚釣り格言を提供したこともあって、歩くことを喜びに感じながら、山道を歩く。
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目的の渓流に到着する。
渓は数日前の降雨で、平水より多めの水かさだ。
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イワナのいる淵、今日はパスして上流へ。
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地元で高岩と呼んでいる、岸壁が左岸にあり、特徴のある目印となっている。
下流部の渓相は良好だ。
しかし迷わず、遡行に専念。
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渓はやがて、ゴルジュとなり水量があり、徒渉に細心の注意をはらう。
気お抜けば、一気に下流へ持っていかれてしまう。
この先で、先行者に追いつく。
申し訳ないが、先に行くことを了承していただく。
宇都宮からの釣り人は物分りがよい。
ありがたく先行する。
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いやなゴルジュを抜ければ、大河原になる。
河原で持参のバナナ、みかん、おにぎりを食べる。
5分の休憩、先を急ぐ。
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平凡な二俣。
今日は右俣を遡行する。
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右俣は明るい渓で気分は上々。
宇都宮の釣り人との約束で、なるべく山際を歩く。
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F1。ナメ滝。落差は4メートル。
朝陽が右岸の岸壁に当たりまぶしい。
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F2.ナメ滝。落差5メートル。
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左岸からルンセ状の小沢が、F3,3メートルのナメ滝に出合う。
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F4。2段30メートル。
迫力のある滝は見応えがある。
ここまで、宇都宮の先行者との約束の場所。
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F4の上部。
ここから私の虹鱒釣りを開始する。
しかし、ドバミミヅをマイカーに置いてきてしまい、しかたなく川虫を採集。
鬼チョロを餌に、虹鱒に挑戦。
渓相は申し分ない。
落ち込みは随所にあり、面白い釣りになる。
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淵から出た、野性の虹鱒。
以前に比べて、型は小さくなった。
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男鹿山塊、唯一の原始林が育んでいる、右俣のポイントは多数ある。
残念ながら、奥が深いので、竿をたたみ遡行にかかる。
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F5、落差は15メートル。
かなり見事な滝だ。
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F6、ゴーロ滝。
遡行に専念していたが、なんとなく虹鱒がいる勘を感じ、竿を出す。
すると、アタリ。
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奥地のぬ虹鱒は貫禄がある。
魚体は素直に美しいとしか申し上げられない。
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ゴーロ滝上にある、F7,5メートル。
残念ながら、滝壺を釣ることなく、先を歩く。
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虹鱒が泳いでいた淵。
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F8,4段になっている、落差20メートル滝。
本日の終点。
滝壺を狙って釣る。
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虹鱒釣りのフィナーレにふさわしい、良型を2尾ものにする。
有終の美を飾ることができた。


釣行を終えて。
イワナ釣り師が虹鱒を釣って、どうなるのか。
こんな疑問に正確な解答はない。
先人が放流した虹鱒の天然繁殖地は、本州では秋田県の渓流とここ男鹿山塊にしか棲息地はない。
この地は野生虹鱒の珍しい地域なのだ。
貴重な虹鱒をしっかり守りたいものだ。


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本日の釣り場は上級者コース。
一般の釣り人の入渓は難しい。
今日の歩行&釣りの合計時間は12時間かかりました。
この間、休憩時間は合計30分です。

男鹿山塊、那須連邦の残りの渓はあと3本。
イワナ執念で探訪をやりとげます。
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by yuyugaku-ueno | 2008-06-07 20:43 | 渓流釣行記