2009年 06月 09日
イワナ釣りは日和が悪く、あきらめた。 いつのひか、新緑の森を歩きたいと思っていたが、私の事情で実現できなかった。 いつもの今なら、イワナ釣行三昧である時期にも拘らず、本望のイワナ面会はできない。 仮にイワナ釣りを強行、しかし結果はほとんど見込みなしのイワナ渓釣行に相成る、惨敗が目に見えている。 やむを得ず、今日は樹木ウオッチングをやることにした。 予定していた期日はとっくに過ぎて、新緑の森ウオッチングにはならないが、それなりの山歩きができるとの確信があるから、イワナ釣りに換えて、山地トレッキングを下野の森で実施した. ヒバの若葉。 今なら薬酒に仕込める。 ヒバ、サワラ、ネズコの森。 イヌブナの葉。 イヌブナの幹、ざらざらしている。 倒木更新、森は健全に生きている証拠だ。 ブナ巨樹、森の中で貫禄を示していた。 樹幹はほとんど枯死しているものの、樹皮がブナ全体の命を養っている。 改めて樹木皮の大切さを教えてもらった。 イヌブナ、ブナは直立するのに対して、イヌブナは束生している。 イヌブナの葉。 イヌブナの葉の中にある、葉脈の本数が14本前後数えられると、イヌブナと判断できる。 イヌブナの純林帯。 下野ではしばしイヌブナ単体で森を構成する。 イヌブナ、ブナの混生林帯。 ブナも実。 数年ぶりで豊作になっている。 今年はツキノワグマの餌があり、喜んでいるに違いない。 ブナの実が成っている、ブナ巨樹。 ブナと雌雄を争う、ミズナラ。 秋になれば、天然マイタケが期待できる。 ミズナラの幹にマスタケが出ていた。 残念ながら手が届かない高所にある。 ネズコらしい黒木が目立つ位置に自生している。 ブナの幹。 巨木になれば、ブナ樹肌に地衣類が着生して、不思議な紋様を作る。 イヌブナでは地衣類はさほど着生しない。 最近目立つ、ニホンジカ、ニホンカモシカのヌタ場。 獣はヌタ場で身体についているダニをここで取り去る、ヌタ場泥コネを定期的にやる。 ブナ純林帯。 東北地方では珍しくないが、下野では特定地だけしか、ブナ純林は構成しない。 ブナの葉。 葉脈は10本前後あり、イヌブナより本数が少ない。
by yuyugaku-ueno
| 2009-06-09 15:19
| 自然遊悠学
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