2009年 05月 31日
クライマーの浜ちゃんと再会。 「イワナ&山菜を同時に楽しみたい」 こんなご希望を適えられる奥山ツアーを計画、実施した。 イワナ&山菜トレッキング奥山編 2009年5月30日(土)AM5;20~31日(日)PM1:00実施 場所 自然遊悠学特選フィールド ■概要 残雪ある奥山渓流イワナ釣り、同時に渓谷沿いの山菜を摘み賞味しました。 1日目は収穫山菜をつまみながら、イワナ談義。クライマーの浜ちゃんの語る、最新クライミング談義を楽しむ。 イワナ釣りが終えれば、待望の焚き火をテン場で満喫する。 2日目は奥山の山菜狩りに挑戦する。 自然観察、2日間、ブナ情報、野鳥観察ができた。 ■今回のツアーポイント イワナ釣り 奥山に棲むイワナ釣り、雪シロが入りアタリはほとんどなかった。 昨年の実績があるイワナ渓ながら、時期尚早のようでした。 山菜摘み お目当ての奥山山菜を収穫できた。 自然観察 野鳥ウオッチング、今年は豊作? ブナの実を発見観察できた。 焚き火 キャンプではお決まりの焚き火を囲みながら、山談義が面白かった。 森林浴 黒木、ブナ。サワグルミ、ダケカンバの森に侵入、その真っ只中で、深呼吸する。 心身ともにリフレッシュできた。 ■実施スケジュール 2009年5月30日(土) 天気 曇り時々雨 05:20 自然遊悠学の家、集合。 05;30 自然遊悠学、山菜、イワナ、フィールドへ出発。 07:40 イワナ場、着。 夢山語りの舞台、それは残雪のある奥山である。 イワナ場へ向かう山道を歩く。 現役クライマーである浜ちゃん、20年のキャリアを持つフライフィシャーマンでもある。早速、フライフィッシング開始の試し釣り。 フライを飛ばしながら渓を探る。 何度見ても飽きない奥山の滝。 自然が織り成す、日本渓風景がここにある。 滝はイワナを止め、そして釣り人を阻害する。 飾り滝を彩る、シャクナゲ。 暖冬の影響で開花は1週間早い。 珍菜、ユキザサ。 新芽は天ぷら、茎はおひたしで賞味できる。 ウド、今回のお目当て山菜。 ウドをゲット。 ウルイ、今が旬である。 渓斜面で山菜を摘む、浜ちゃん。 山菜場の中にあって、威光を放すシラネアオイ。 高山植物との出会いはいつでも我が精神を癒してくれる。 今日計画していた沢に到着、すでに先行者がいて、釣果はほとんどないといっていた。 我がパーテー、それでも沢を遡行、イワナを釣る。 フライをイワナポイントに着水させるものの、イワナ様のご機嫌は最悪、イワナのアタリはない。 今日は完全にイワナ殿、イワナ姫にそっぽを向かれてしまった。 13;10 イワナ釣行終了、釣果なし、完敗だ。 「イワナ1尾見ただけ」 浜ちゃん、釣果に拘らなかった。 13:50 テンバ、着。テント設営、キャンプの準備開始。 本日の山菜。 2人分の山の幸を収穫できた。 山菜は茹で上げておひたしにする。 ウドの油炒めに挑戦する、浜ちゃん。 早めの夕食を食べる。 16:40 焚き火開始。山談義。 19:00 雨が降ってきたのでテントに入る。 20:30 就寝。 2009年5月31日(日) 天気 曇りのち雨。 05:00 朝食をつくる。 06:00 朝食を食べる。 06;30 ベテラン山菜師、やってくる。山菜場情報を教えてもらった。 07:00 テンと撤収、山菜場へ。 ユキザサ発見。 ウルイ、食べごろだ。 アマドコロ、個体数が少ない山菜である。 イヌドウナ、今が旬である。 奥山の山菜場。 ウドを採る、浜ちゃん。 10:10 雨が降ってくる。下山。奥山山菜摘み終了。 10:40 雨本降り。 11:10 自然遊悠学の家へ。 2日目の山菜。 浜ちゃんのお土産、ワカン。 ■自然遊悠学からのお土産 ギョウジャニンニク醤油漬け ワサビ漬け ワラビ漬け 13:00 ツアー終了。 ■反省会 岩魚の謎 今回、自分で考えていた、イワナ場における魚影の減少は如何なる理由によるのだろうか。 昨年ある程度のイワナを確認できているイワナ場で、どのような変化が起きてイワナがいなくなったのだろうか。 1 違法行為による。 誰が何の目的でイワナを捕獲するのか。 理由は定かでない。 我が家のある男鹿川流域でも、定期的に違法行為によるイワナ略奪があって、イワナがに過大な影響を与えた事実がある。 今日入渓したイワナ渓も、以上の理由かもしれない。 2 釣り人による乱獲 大小イワナをすべて持ち帰るやからがいるから、釣り人の増加でイワナが減少した。 しかし、すべてのイワナが釣られることはない。 3 雪シロ、冷雨 小雪ながら奥山には残雪があり、イワナの食いが悪かった。 4 毛鉤(フライ) その日春らいフィッシングでイワナを狙った。 生憎、寒い日となり日和が悪い日と当たってしまった。 けれども、先行者の餌刷り師、アタリはなかったのこと。 結論 イワナ遍歴50年のキャリアがある私から申し上げれば、理由不明しか言いようもないイワナが状態であった。 理由はさておき、先人がせっせとイワナを放流した、イワナ場に魚影がなくなった事実がここにある。 機会を設けて、下部イワナを源流に移植放流する手段を講じなければ、イワナ復活にはならないだろう。 改めて、源流イワナ放流の必然性を認識させることになった。
by yuyugaku-ueno
| 2009-05-31 21:20
| 自然遊悠学レポート
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