2009年 01月 17日
岩魚の話について、これまでのイワナ釣行を振り返り、イワナという渓魚について、各自の経験を披露し、日本古来から伝わる、イワナ釣りの展望について考えてみたい。 参加者 植野稔 プロフィール イワナ馬鹿を自認する、岩魚熱中を今も持ち続けている渓流師。 山水庵 源流のフライマン。 イワナ釣り暦、20余年。 みち 食べる分だけイワナを釣ります。 イワナ釣り暦、30年余。 ■イワナ全盛時代 植野 昔の話で恐縮ですが、イワナは溢れるほどいましたね。 みち 沢登りの際、滝壺に真っ黒状態でいたのが印象的です。 山水案 世界自然遺産前の白神山地に行ったとき、淵に大型イワナが群れていた記憶が残っています。 ■イワナ現在 植野 釣り初めの頃に比べて、現在のイワナは1割も棲息していない状態に失望しています。 みち 2006年、某イワナ釣り場へ釣行した時、ゴルジュの開きでイワナ釣りを立ちこんで釣りをやっていたら、イワナのペアが私の足元に定位していて、そのイワナめがけて竿を投入、純情イワナは餌を食べてしまった。 それ以降、イワナの殺生はできなくなった想い出があります。 山水庵 2008年、朝日連邦の某イワナ釣行の際、本流でのフライにまったくイワナの反応がないのに、がっかりした最近のイワナ事情です。 ■イワナ未来 植野 これまでイワナ殺生を繰り返した結果、イワナの減少に拍車をかけ、その反省から、イワナの移殖放流を心がけています。 イワナへの恩返しのつもりで、毎年イワナを放流しています。 みち 新しいイワナの種沢をこれまでに構築していますが、今後も機会を設けてイワナを放流するつもりでおります。 山水庵 これまで通りイワナリリースを続け、さらに渓魚放流を実施するつもりです。
by yuyugaku-ueno
| 2009-01-17 09:35
| 自然遊悠学レポート
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