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植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2009年 01月 03日

483 冬の渓谷

雪の積もった渓流
降り続いていた雪が止んだ。
退屈していたので、山へ向かう。
集落まで除雪があるから、以遠の渓谷まで徒歩になる。
誰もいない車道をトレースしながら歩くのも悪くない。
自然遊悠学フィールドである、中三依地区に発達したゴルジュ帯はほとんどない。
男鹿山塊に突き上げる、男鹿川本流、入山沢はどこまでも遡っても廊下帯はない。
唯一、男鹿川支流芹沢に、ヤマメ止めの滝があって、小規模ながらゴルジュがある。
春から秋にかけて、ある程度の遡行技術があれば、ヤマメ止めの滝突破は可能である。
しかし、冬になれば林道が閉鎖されるから、目的意識のある人しか、滝に近寄る人は皆無だ。
今回、越冬イワナが見られるかもしれないと、滝付近を探索することにした。
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廊下入り口の渓流。
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渓は穏やかの中にある。
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廊下状の渓谷、すべて雪に閉ざされている。





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ゴルジュ上にしがみついているミズナラ。
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ゴルジュ入り口。
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岩溝に根を下ろすブナ。
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廊下帯に雪が載った。
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ヤマメ止めの滝、入り口のゴルジュ。
滝壺の右側に滝が懸かっているが、左岸からでは見えない。
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越冬イワナの棲んでいる淵。
残念ながらイワナの姿は確認できない。

冬の渓谷探訪は終了する。
釣り人のいない渓流も、冬らしい風景があって、面白い景色が見られた。

by yuyugaku-ueno | 2009-01-03 15:56 | 登山


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