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植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2009年 01月 02日

482 自然遊悠学プログラム検証

2009年自然遊悠学を占う
暖冬の予想を裏切り、我輩の自然遊悠学フィールドに雪は想定外に積もっている。
「雪は山を育てる」といわれているから、山に自生している山の幸にとっても、ありがたい雪となっている。
山の恵みであるイワナも、「雪シロで肌を磨く」岩魚格言の通り、冬越しイワナを雪が守り、やがて大量の積雪がゴルジュを塞ぎ、釣り人の侵入を拒んでしまう。
さらに、山菜、きのこにとっても雪がもたらす効果は大きく計り知れない。

■イワナ釣り
2009年1月から11月までの自然遊悠学プログラム企画立案にあたり、新企画「岩魚王国を釣る」11回釣行をメインに据え、源流イワナ釣行を再構築させる、再起のイワナ釣りに賭けた。
具体的にはキャンプ釣行での源流ゴルジュ、大滝に潜んでいる、50センチイワナ釣りに挑戦する。
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かれこれ50年に及ぶ我輩のイワナ釣りではあるが、未だに篤き情熱の衰えはない。
「イワナがいれば、どのような困難をも突破する」我輩の岩魚哲学は微動たることなどまったくない。

今年のイワナ釣行に後光が差し始めている、そんな岩魚夢を実現したい。
問題は我輩の体力だろう。
これは老体に鞭打って頑張るしかあるまい。
イワナ釣行に際し、奥山にある山菜ときのこも同時に楽しむのが、自然遊悠学の特権だから、キャンプイワナ釣りに面白さが上積みする。
具体的の実施に、渓魚解禁から9月の禁漁までスケジュールを企画した。




山菜狩り
4月、5月、6月の3ヶ月間は山菜のシーズンだ。
この間の土曜日と日曜日を中心に山菜狩りを実施する。
今年の積雪状態から判断して、山菜垂直分布が確立されるから、雪解けを移動する理想の山菜採集をやることができそうである。
フキのとうから始まる、シドキ、タラの芽、ウド、コシアブラ、イヌドウナ、コゴミを中心に、旬の山菜を求める山菜狩りは続けられる。
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旬の山菜が採集できた。

きのこ狩り
7月21日からチチタケ(下野ではチタケ)を8月末まで実施する。
およそ40日間、大挙して押し寄せるチタケマニアとの攻防戦が下野で勃発する。
我輩の生活の糧であるから、チタケ狩りに全力で取り組む覚悟で望みたい。
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下野、茨城県の一部で珍重している、チタケ。

チタケ狩りが終わると、奥山詣でのマイタケの出番になる。
9月いっぱい2008年に山調査した、新しいミズナラめがけた、きのこ狩りをやる企画が出来上がっている。
2から3年周期でマイタケは発生するから、昨年の絶不調を回復させるマイタケを収穫したい。
マイタケ場に予定している自然遊悠学フィールドは10箇所、新たに発見しているから、期待してよかろう。
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収穫した天然マイタケ。

10月になるときのこ狩りは本番に突入する。
ナラタケ、マツタケ、ホンシメジ、ハナイグチ、シモフリシメジなど旬のきのこ狩りができる季節に対して、自然遊悠学フィールでの攻防戦は熾烈になるが、新しいきのこ場の2008年の調査が実るはずである。
自然遊悠学プログラムの実行にあたり、土曜日、日曜日の休日をきのこ狩り日になる。
自然遊悠学フィールドでの貪欲なきのこ狩りにしたいと願っている。
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収穫したきのこたち。
このぐらい大量のきのこを毎回取れたら最高である。

きのこ狩りの最後を締める、ナメコ狩りは11月からできる。
天然ナメコの場合、醤油漬けにすれば、約半年間冷蔵保存できる、瓶詰め加工品は暮れから正月にかけて、山の幸ナメコを賞味できるからありがたいきのこ狩りとなる。
またナメコ狩りの最中に、ムキタケ、クリタケ、ブナシメジも同時に収穫可能である。
いづれも晩秋きのこ登場になれば、優秀きのこであるから、きのこ鍋の具材となる。
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天然ナメコ。
味は最高である。
果実酒&きのこ薬酒
9月から11月にかけて木の実が熟し、果実酒仕込みの季節がやってくる。
我輩にとっての薬酒は欠くことのできない大切な健康法になっている。
果実酒を定期的に飲用することによる効果、それらは心身がリフレッシュすることである。
おかげでこの年になる現在、病気知らず状態が続いている。
これらは食生活の改善にまつわる、薬酒効果による影響が大きく、大病はおろか風邪も患ったことはない。
明らかに薬酒飲用で健康維持に繋がっていることは確実である。
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採集した木の実。
ホワイトリカーで簡単に果実酒ができる。

by yuyugaku-ueno | 2009-01-02 15:40 | 自然遊悠学


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