人気ブログランキング | 話題のタグを見る

植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

yuyugaku.exblog.jp
ブログトップ
2008年 10月 14日

378 きのこ下見

地元のきのこ場を探る
今日は一転雨模様の天気だ。
それでは昨年、コウタケを流してしまった、地元のアカマツ尾根へ向かう。
昨年と比べれば10日早いので、コウタケ収穫を期待してのきのこ狩りとなるだろう。
きのこ探索に、やく半日あれば充分にきのこ狩りができる。
天気情報では午後から雨降りの予報が出ているから、この程度の時間があれば丁度よい。
きのこ下見がない場合、きのこの採れる確率は「丁半」博打みたいなもので、5分5分でしかない。
378  きのこ下見_d0134473_1545941.jpg

雑木林を目的地に向かって歩く。
378  きのこ下見_d0134473_1582626.jpg

アカマツのあるコウタケポイントに到着する。
去年のコウタケが出ていた場所を探す。しかしコウタケはなかった。




今年のコウタケはまだ出ていないのか。それとも、先行者に採られてしまったのか。
そのどちらかだろう。
378  きのこ下見_d0134473_1514064.jpg

コウタケ不在、仕方ないのでマツタケの出る大岩に場所を移動させる。
まず稜線に出て、それから尾根を歩き、西へ。
ピークから下る尾根を回り、大岩に行く。
大岩からのコウタケ尾根を望む。
378  きのこ下見_d0134473_15201847.jpg

アカマツのある大岩でマツタケ探し。
378  きのこ下見_d0134473_15222077.jpg

マツタケが出そうなアカマツ帯ではあるけれど、今年のマツタケは不作のようだ。

コウタケ尾根、マツタケ大岩とつなぐ、きのこ狩りではあったけれど、ほとんどきのこらしいきのこは出ていなくて、雨不足がたたった今年の地元のきのこ場であった。
帰路、地元から来た年配のきのこ採集人に会う。
「きのこは数年前からほとんどでなくなってしまった」と嘆いていた。
同感である。
今は人が大勢来て、きのこ場を踏み固めてしまった結果、きのこシロの消滅が目立っている。
今後、きのこの安否が心配されるきのこ狩りになってしまった。

by yuyugaku-ueno | 2008-10-14 14:56 | きのこ研究


<< 379  男鹿川定点観測      377 秋きのこ狩りツアー3日目 >>