植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2008年 07月 12日

253 銀山湖釣行の手引き その1

銀山湖に注入する大津岐川、大ヨッピ沢釣行
大杉岳、会津駒ケ岳、白沢岳を水源とする、日本海側に流れる只見川の源流が大津岐川である。
近年、大ヨッピ沢西ノ沢に車道ができて、大規模な原生林伐採が施行され、それからの大津岐川にごぶさたしていた。
今回、銀山湖を取り巻く渓流群に再びイワナ釣行を敢行することにした。
手始めに選んだのが、大ヨッピ沢東ノ沢だ。
とりあえず、一発目の沢は奥深く、当然、イワナの棲む美しい渓流釣行になった。

釣行日 7月9日
天気 晴れ時々曇り
単独釣行

本日の仕掛け
竿 シマノホリデー6 小継 硬調
糸 ナイロン通し0.6号 4メートル
目印 毛糸目印 一個
錘 2B
針 がまかつイワナ9号
餌 鬼チョロ





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西ノ沢、東ノ沢が合流する、大ヨッピ橋が釣行の出発点。
この橋にマイカーが駐車していなければ、本日の釣行は良となる。
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大ヨッピ川が二俣となる出合。
今日の釣行地は東ノ沢と決めた。
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出合上流は平瀬が続き、イワナのポイントが多い。
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小滝の淵に良型イワナが潜んでいる。

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渓流沿いに咲いていた、高山植物。
小さな花ではあるが、花との出会いは心が和み、癒される。
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長い間の習慣で、イワナの走りを確認、それも良型サイズを見てから、ロッドをつなぐ。
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今年最初の日本海産のイワナ。
腹の白い、幼魚紋のあるイワナであった。
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2段滝。
かつての魚止め滝ながら、現在は滝上にイワナが棲んでいる。
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今年のナラタケは順調に生育している。
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奥二俣。
標高1371メートル地点。
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源流で暮らすイワナ。
元気にいつでも泳いでいてほしい。
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左俣沢の魚止めの滝。
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右俣沢の魚止めの滝。


■大ヨッピ東ノ沢、釣行の手引き
地形図 
25000分の一「会津駒ケ岳」
入渓
銀山湖方面 
大津岐川バックウォーター沿いの車道を利用し、大ヨッピ橋へ。
桧枝岐方面
尾瀬、御池から国道352を下降、中ほどから右折、大ヨッピ林道を利用し、大ヨッピ橋へ。
釣行のポイント
1 大ヨッピ橋で、イワナ釣りあるいは山菜狩り、などのマイカーの確認をする。
2 大小の滝を突破する、的確なルートファインヂングが要求される。
3 7月までは餌釣り、8から9月は毛鉤釣りができる。

鬼チョロが渓流で採集できる。
但し、不意の増水にはキジが効果的だ。
エスケープルート
大ヨッピ東ノ沢左岸に、地形図の通り、廃道の車道跡があるから、利用できる。

■大ヨッピ川、昨今
昭和50年代から平成初期にかけて、大ヨッピ川流域における、自然林伐採の影響で、渓流は一時、荒れた。
特に、赤岩高山(1496メートル)にかけての稜線付近、大ヨッピ西ノ沢は被害が甚大で、かなりの天然林が間引かれてしまった。その影響で、谷の深さがなくなり、イワナの棲息に悪影響を与えている。
幸い、全山伐採方式をとらず、間伐伐採のおかげで、壊滅的自然破壊をまぬかれた。
それから20年、長くもあり、短くもあり、渓の変容は最近、だいぶ落ち着いてきたようだ。
これ以上の人為的な不可抗力がない限り、渓のイワナは安泰であろう。
また車道のない大ヨッピ東ノ沢水源いったいの天然ブナ林が健在なので、現在ある魚止め滝以遠のゴーロ帯に、新しいイワナを放流したい。
およそ、1キロメートルの魚族無住地が残され、素晴らしい原始林に育まれた、未来への魚族自然遺産ができあがる。
こんな岩魚夢を抱きながら、大ヨッピ川の最後の言葉を贈る。
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by yuyugaku-ueno | 2008-07-12 08:45 | 渓流釣行記


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