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植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2008年 05月 11日

192 会津の山菜

会津の山菜
清々しいブナの新緑
例えようもない、自然の恵みに感謝する。
今年も、元気にブナ探訪を開始する。
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さすがは会津、下野では終了しているツクシが出ている。
雪国らしい遅い春を伝えてくれる。
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水分が保たれている斜面には、ウルイが好んで自生している。
山カンピョウと呼ばれているヌル味がたまらない魅力だ。
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雪国を代表する、ウド。
生ウドを現地で剥きあげ味噌で即席にいただく。
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まさに今が最高、あたり一面にコゴミが群生していた。
癖がないので、どのように調理しても、山菜味は消えることなく、まことに美味です。
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ヨブスマソウと間違えられている、イヌドウナ。
山形県ではクワダイと呼ばれている、クワの葉と形が似ている。
茎はおひたし。葉は天ぷらにして食べる。
会津ではこれから旬になる。
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日本最大の豪雪地帯、雪渓が消えた跡にフキのとうを発見する。
里山ではすでに終了、ここ奥会津では、雪解けを待って採集できる恵まれた土地だからフキのとうが採れるのだ。
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雪国でしか発見できない、出始めのイタドリ。
赤いイタドリ新芽は天ぷらで賞味する。
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一見、茎にトゲが出ているので、食べにくいと思われるミヤマイラクサ。
熱湯で茹で上げれば、独特の歯応えが味わえる山菜である。
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シドケ、あるいはシドキと呼んでいる、モミジガサ。
シドケならでわの、キド味が信条だ。
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喜んで入られない、自然破壊のバロメーターになっている、タラの芽。
今ではスーパーの店頭に並んでいる、人気の高い山菜だ。
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奥会津を代表する山菜、ゼンマイ。
茹で上げてから、手もみ天日乾燥して保存食に仕上げる。
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山菜採集の終点、スノーブリッジ。
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今年の奥会津は期待が持てそうな山菜シーズンになりそうだ。

by yuyugaku-ueno | 2008-05-11 20:18 | 下野・会津だより


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