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2008年 03月 19日

128  ノビル

ノビル<ユリ科>

ノビルのあらすじ
 古名を蒜(ひる)と呼ばれていて、古事記にもノビルの記載が記されている、日本特産品。このようにノビルは一般家庭で受け継がれ、今日まで食されている。

分布    
日本全土。

方言あるいは愛称   
ヒロッコ、ヌビル、ヒル、タマビル、ヒルナ。ノビルコ。ヒロコ。ワケギ。

生育地    
日当たりの良い平地から原野に自生し、群落する。

特徴と鑑定    
球形の鱗茎を持つ多年草。根上の茎は白色、細い筒状中空の緑葉がある。葉の長さ20~30㎝・根はヒゲ状に生長。5~6月に茎芽を伸ばし、6弁花と球芽をつける強いネギの匂いを生じる。

薬用効果  
滋養強壮が働く。

採集時期  
3~4月。
 
利用部位  
根(球根)、茎、葉の全草。

採り方   
若芽が育っている株より、1本立ちのほうが鱗茎は大きい。株を掘り起こす場合は大株を選んで採集、小玉は埋め戻す。

下ごしらえ 
一本ずつ洗い、鱗茎(球根)の薄皮をむいて、ヒゲ根を包丁で切る。

料理
 ノビル独特のネギ香りを料理に活かす。

色特選お勧め、大玉球根の丸かじり
1 下ごしらえした、玉の大きいノビルを10㎝程度に切り揃える。
2 器に盛りつけ、味噌をそえる。

ノビルの酢味噌和え・芥子味噌和え
1 下ごしらえした、ノビルを熱湯で軽く茹でる。
2 1を冷水にとり、冷ます。食べやすい大きさに切る。
3 2を搾り、和え衣と和える。

孤軍奮闘記
 子供の頃、川の土手にあるノビルを採ってきた。早速、母親はノビルを茹で上げ、味噌と和えてくれた。私にはおふくろの味が今も記憶に残る。


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by yuyugaku-ueno | 2008-03-19 06:22 | 山菜図鑑


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