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植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2008年 03月 01日

54   幻のイワナを求めて

幻のイワナを求めて
    OA 9月26日PM7時30分~9時30分 
放送は終了しました  
   NHKBSハイビジョンスペシャル  
ロシア取材  カムチャツカ カムチャツカ川
日本取材   朝日連邦 金目川、梵字川      
 内容 半生を棒にふったイワナ釣り、我が岩魚遍歴40年間の総括??? 

岩魚が好きだ
 青春時代からイワナ一筋に追い求め40年余、その最終符を『奥利根』へ求め、三年間かけて釣行。これをもって釣り行脚の長い夢は終焉を迎えた。
 今、改めて岩魚浪漫を振り返ってみると、16歳の時、奥秩父釣橋小屋で初めて見た幻のイワナ幻照を検証する旅であったようだ。
 いつのころだったか明らかではないが、たった一人で魚とたわむれ、対峙する自然界の中でイワナ移殖放流は生まれた。
 イワナの棲息限界地を魚どまりと私は呼んでいる。幸いのことに渓流源流一帯ではダム、堰堤、車道は一切皆無の自然があり魚の新天地にふさわしい。この場所こそ岩魚楽園候補地に違いない。 
 「渓流魚殺生人から魚どまりの主になりたい」こう思いながら、魚止の上にイワナを移殖放流、魚たちは見知らぬ地にもかかわらず淵の中で自由に泳いでいる。
 日本のイワナたちは北アルプス黒部源流では標高2500m~2600m地点に魚どまりがある。また、南アルプス大井川源流では標高2600m付近が魚の棲息限界だ。 
 日本アルプスから舞台を飯豊、朝日連邦にうつすと2000m級の山々の源頭に魚影を確認できる。 
 更に北海道ではイワナの仲間であるオショロコマが魚止までいる。           
 以上のことを考慮すれば、実践における釣行可能な渓流全域にイワナは生き続けられるようだ。


■『植野稔のホームページ』をどうぞ。

by yuyugaku-ueno | 2008-03-01 14:10


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