渓流は伏流し下流から中流部まで、平原となっている場所がある。
下野北部にある渓流の中でも、高原状地形は珍しい。
これまで何度かその森歩きを試みたことがある。
現在落葉期、周辺が見渡せるので、点在する気になる木があり、再びあの樹木を見に行く。
クマ荒らし現場。
好物の蜂の巣が目的である。
再びクマ荒らし。
ドングリが目的だ。
猛暑だったおかげで、少ない実った餌をクマは漁る。
鋭い前ツメながら、体重が重いクマはコナラ樹幹に足跡を記す。
地形図の通り山斜面は緩く、穏やかな起伏だ。
この場所で一番大きいミズナラ。
今も健在、安心する。
ミズナラ同様巨大に生長するクリ。
マイタケ詣でに対して、一向に答えを出さないミズナラ。
森の主は健在である。
伏流部を中ほどまで辿ると、渓水は復活する。
渓を遡れば小滝が出てくる。
巨樹帯は終りコナラ林になった地点で折り返す。