植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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カテゴリ:下野・会津だより( 385 )


2012年 03月 03日

1829 三依、冬終わる

例年クリスマス寒波という冬将軍襲来が早めにやってきて、12月15日ごろから本格的な冬となる。
2012年1月、想像していたほど三依地区積雪は記録していない。
積雪記録標柱によれば最大60センチと少なめだ。
けれども連日報道されている裏日本豪雪ときたら、通常積雪記録を大幅にこえ、除雪作業死亡事故が多発した。
いつもの2倍積雪を記録した地方もあって、豪雪地域年配住民の苦労は計り知れない。
以下、2012年1月、2月、我が家の室内温度計記録を示す。
-8度   2回
-7度   2回
-6度   4回
-5度   12回
-4度   3回
-3度   12回
-2度   13回
-1度   2回
0度   6回
1度   2回
2度   1回
3度   1回
毎年室内温度を記録しているが、氷点下8度になった年はなく、今年の寒さときたら極寒に耐える身体適用順応に苦労した。
因みに外気温の場合、室内温度にプラス5度を加えた温度がそれだ。
三依における最低温度記録としてー13度となる。
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パソコン対策。
スーパーコンピュターであれば常に室内温度を一定に保つエアコンをつかう。
しかし我が家にはそんな設備などない。
そこで寝る前に敷布で覆い、姉様からもらった動物の毛皮で大事な本体にかける。
さらに天気情報から冷え込み強となった処理方法には毛布かけで凌いでいる。
余談ながら夏猛暑30度越えの際、網戸で外気を取り込んでいる。
パソコン先生によれば、パソコン機器の天敵として、暑さと露結がパソコンを傷めるとのこと。
従って石油ストーブ使用はなるべく避けるようにしている。

冬の食べ物
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冬になればおでん鍋。
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キムチうどん鍋。
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煮物。
新しい友人及び古い友人からもらった食料品で寒い冬を凌ぐ。
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貧乏人の味方となった、湯たんぽ。
今年の厳冬対策として初使用する。
1度湯を沸かせば12時間ぐらい保温を保てる我が家の新兵器となる。
子供のころ豆炭あんかというのがあって、その代用品が湯たんぽ。
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羽毛布団2枚、綿蒲団1枚、毛布2枚のあいだ足元に湯たんぽを入れておく。
蒲団のサイドにシュラフを備えて寒さ対策とする。
寝床には暖房器具などないから、氷点下の中で寝ることになる。
けれども2階だから1階より室内温度は高いようだ。
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およそ10時間、万年床で暮らす。
特に寒い日になれば12時間ぐらい寝床にいることもある。
睡眠は6時間程度、残りの4~6時間は自由時間だ。
寝床では指向、考察する。
難しい本を読む。
考えながら当日のやりたいことをあれこれ思索。
頭脳で考えること事態、料金無料だからたまらない魅力といえる。
湯たんぽ使用のぬくもりときたら、父親の精子が母親の卵子に到着、自分という他人から見れば理解できそうもない私自身を宿した、母親の胎内生命誕生を体験しているような気がする。
イワナ釣りをほとんどやらない古い友人先輩がいる。
イワナ釣りをやらなくても、イワナ論を文学的表現で知っている人から、寝床思考を教えてもらった。
それは夢だ。
「夢の中に出てくる事象をメモしろ」
彼の教えを守り、私は雑記帳を常にもつことにしている。
現実、非現実、あらゆるものが夢の中にあるから面白い。
「死霊」によれば非現実こそ虚体そのものであろう。
メモがあれば夢物語だって書けるかもしれない。
寝床時間は私にとって貴重な空間となっている。
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水道、凍結防止熱線を巻いて予防する、
湯沸かし器、使用後、必ず水抜きする。
これを怠れば、水道、湯沸かし器は破裂してしまう。
今は亡き和さんから教わった。
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トイレ、水道水接続部を熱線で保護する。
水タンク、便器、寒い日は凍結、お湯で溶かしてから使う。

「寒いね」
こんな会話を終始させた長い厳しい冬に耐えらた。
春さんちの薪ストーブ、温かい薬草茶。
ジ様バ様だらけの元伐採人宅。
日中は他人様の家に遊びに行った。
大変ご迷惑をおかけしました。
どうにかこうにか長い冬を病気怪我栄養失調なく通過させることができた。

三依という下野北部に遊悠学という自然探索基地を設置、この地であれば越後、飯豊、朝日に近くイワナ釣行拠点として都合よい場所だ。
4ヶ月間に及ぶ冬季無収入になっても、春の山菜とイワナ釣り、夏本番にはチチタケ狩り、秋のきのこ狩り、晩秋のナメコ狩り、と、アウトドアは8ヶ月間楽しめる。
厳しい冬が終われば山開きとなる。

3月になった今、我が家の氷点下時間はなくなり、まもなく希望の春だ。
春の来ない山暮らしなどこの世には存在しないのだから。
山国限界集落三依住人への山の幸はまもなくやってくる。
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by yuyugaku-ueno | 2012-03-03 11:24 | 下野・会津だより
2012年 03月 02日

1828 我が街、三依

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自然遊悠学の家前、三依地区メインストリートながら人は誰も歩いていない。
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児童はゼロ、保育園はその任務を終えた。
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1週間に1回、独協医大から先生がやってきて、ジジババの診察場となる三依診療所。
建物は立派である。
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旧藤原支庁、源日光市の出先支庁。
ここで放射能測定器を借りられる。
三依日光市民サービスの拠点だがさほど機能していない。
それは三依市民と市職員とのギャップはかなりあるから、問答に及んでもさっぱりとした正解なし、残念だ。
感心なこと、それはジジババ仲間入りした私の健康診断の勧めを毎年郵送してくれる。
しかし、健康診断は1回も受けたことなし。
そろそろ受けてみたいが、、、。
藤原町から日光市となった三依ではあるが、公共料金例えば水道徴収金、町であった時代と今を比べてみれば、合併したおかげで代金は倍増、日光市になった恩恵は少ない。
合併によって市町村無能議員は少なくなり税金投入は減った。
また唯一良かった宛名書きのとき、格好悪い「群」記載がなくなった。
日光市という名詞が売りになった事実は多大である。
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三依治安を守る、三依警察官駐在所。
昨年建てかえした。
残念ながら常駐していない。
けれども三依駐在所があるおかげで、事件は起こらない抑止力効果があるようだ。
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故郷創生国予算によって立てられた、山の幸直売所。
商売人不在だから客足はまばら、主と話したこと1回、その思想にあきれてしまう。
全額個人が払って立てた物件でないから、商売の真剣さが当然生じてしまい、売り上げは芳しくない。
只今冬季閉鎖中。
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男鹿川の崖で孤軍奮闘するコナラ。
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日光森林管理署、三依管理署。
入山沢、芹沢の担当区。
1度三依森林について話を聴きに行ったものの、チンプンカンプン。
3年程度で担当者を換えてしまうから、ほとんど役に立つことはない。
この程度の知識なら私のほがが遥かに進んでいる。
唯一理解できる、スギ、ヒノキ間伐。これは植林床下植物を育てているから評価できる。
しかし、間伐の際、植林樹以外の樹を伐採している事業には全く賛成できない。
植林樹帯は植林樹だけになって森を育ててはいけない。
健全な森、本来のモデルは針葉樹と広葉樹との混生林でなければいけない。
こんな私の森学持論がある。
それは針葉樹は垂直及び山側に根を張り、広葉樹は横及び谷側に根を張る。
その両者が山という斜面を構築する。
さすれば集中豪雨などから山地斜面崩壊崩落を防ぐことができる。
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ソメイヨシノある三依小学校。
生徒は数人、このままで推移されれば近いうちに廃校になるかも。
今のところ新入生候補なし。
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下野北部たった1軒残る、三依郵便局。
公共料金支払い、50円で友人との交信ができるはがき差出、わずかに残る郵便貯金引き出し等、私にとって欠かすことのできない郵便局が三依地区にある。
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限界集落三依、静かなるごと山の如し。こんな代名詞をなずけたい、我が街、三依だ。

ブログ投稿2時間余、この間、数台車両通過のみ、人の往来は全くなかった。

あとがき

あって便利なもの。
ガソリンスタンド、2件あった店は閉店。
若者に欠かせないコンビニなし。
銀行なし、鬼怒川温泉に栃木銀行がある。
医院なし。
スーパーマーケットなし、今市にあるが33キロ先。
以上のことを考えれば、マイカー無しでは生活できない。
便利なものはないけれど、雑木山はある。
三依を拠点に、新潟、山形方面に足を伸ばすことができる。
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by yuyugaku-ueno | 2012-03-02 10:59 | 下野・会津だより
2012年 03月 01日

1827 定点観測

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三依太郎桜。
日本人であれば、開花した桜を見て、不愉快になる人はほとんど存在しないと思われる。
例外として「桜花を見て怒りまくる」こんな人がいれば、私の桜花持論を保持しているから、桜花の良さを解説納得してあげる自信がある。
一般人であれば、桜花開花時期にやってきて満足するであろう。
確かに桜花満開3日間になれば、全開させる桜花の見事さは納得するに十分な樹木である。
最近、1本木桜撮影カメラマンを見かける。
特に古木桜となれば桜見物ツアー一行がやってきて、異常な混雑となる。
桜は日本人好みにぴったり合う。
日本3名桜なる老樹があって、それらは桜自身で樹木重量を支えられることなく、支えやぐらのおかげでかろうじて自生している。
樹木医なる桜管理者のもとて生き延びさせられている。
まさに傷だらけの英雄のようだ。
開花から散るまで2週間余、満開、そして一斉に桜散る、この桜気二点があるから面白い春の風物詩を展開させてくれる。

確かに桜は可憐で綺麗である。
けれども桜花が終わる桜葉新緑、この時期に太陽の恵みを受け、光合成によって桜木を育てる。
晩秋にかけて桜葉は散りゆく。
長い長い冬になれば冬芽で越冬し極寒に耐えなければ生きられない。
春の新緑、夏の青葉、秋の紅葉、落葉裸桜木があってこそ、桜花という満開の桜花を遊覧できるのだ。
たった2週間だけ桜見物したでは桜樹木の真髄に触れることはできない。
2012年、この太郎枝垂桜を追求してみたい。

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今日の男鹿川。
掃いて捨てるも掃いても誕生する写真家といえる人物の中で、私自身唯一認める土門拳がいる。
脳梗塞による半身麻痺に負けることなく、冬の室生寺撮影に挑んだ話が残っている。
リアリズムを徹底して追及した土門であっても、彼最後の撮影の際、室生寺雪化粧させた写真があって、えらく感動した覚えがある。
「室生寺に雪が載った」宿の女将からこう告げられた土門、待ちに待った撮影の瞬間、逃げる風景を追尾し、涙を流しながら雪の室生寺撮影を実施したのだ。
若い土門ならこんな無駄時間は費やさなかったけれど、老土門になってしまったそのとき、リヤリズムを捨ててしまい、雪という化粧品を室生寺に着せたのである。
「鬼の土門」といわれた彼が「仏の土門」に変わった瞬間であった。

写真という芸術、時には鬼となり、時には仏となるものと考える。
カメラのシャターを切れば、その瞬間風景を記録できる。
土門拳のように芸術写真は自分には撮れないものの、せめて冬であれば雪という小道具を使い、その日一番良好な瞬間写真を撮影しようと心がけている。
芹沢橋からの男鹿川記録が本日の1枚の写真となった。
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by yuyugaku-ueno | 2012-03-01 12:03 | 下野・会津だより
2012年 02月 24日

1821 樹木ウオッチング

氷点下から開放され温かい朝を迎える。
おかげでスノーシューは軟雪でもぐる。
なるべく日陰を歩けば助かる。
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三依に残された樹木をたずねる。
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1本木で生長するブナ。
高度成長を担ったパルプ材に使われ、残るブナは少ない。
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瘤サワグルミ。
材が柔らかいゆえに木工加工に使用された。
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冬季サル餌となり、樹皮をかじられている。
皮甘だから受難、クワ。
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ヤマザクラ(左)とアクダラ生長木ハリギリ。
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痩せ岩尾根を好んで自生するリョウブ。
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直上する性質を持つホウノキ。
大型葉を利用するホウ葉味噌焼きの材料として使われる。
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巨樹に生長できるミズナラ。
マイタケの寄生木となる。
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風呂桶材と役立ったサワラ。
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ミズナラ同様500年という長寿を全うできるトチ。
秋に採集するトチの実を使うトチ餅の材料となる。
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材が柔らかいので昆虫のさなぎ越冬木に利用されてしまうハンノキ。
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100年を越えれば一丁前となるスギ。
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雑木林の代表樹種コナラ。
きのこの採集ポイントだ。
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低地から高山まで生育できるモミ。
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50種きのこと共生可能なアカマツ。
亀甲型樹皮が特徴である。
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直径2メートル余、とてつもなく巨木になるクリ。
クリの木に登る野生動物は多い。
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by yuyugaku-ueno | 2012-02-24 16:24 | 下野・会津だより
2012年 02月 23日

1820 雪解け

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今日の雨で雪は大分解ける。
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男鹿川に雪シロはいる。
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クワ皮がいまどきの食べ物。
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サルが漁った桑の枝。
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山地南西斜面、雪解けの始まり。
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霧湧く稜線。
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しっとり濡れる太郎桜。

我が家の室内温度、プラス3度。
暖かい朝となる。
おかげで雨降り、限界集落は静まり返ったままである。
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by yuyugaku-ueno | 2012-02-23 16:37 | 下野・会津だより
2012年 02月 22日

1819 芝草山山麓スノーシュー

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三依富士と呼ばれている芝草山。
芝草山が育む森を歩く。
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夏になるとヤブ密林となる森の入り口。
冬であれば自由自在にルートスノーシューできる。
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多種多様な樹木が揃っている。
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お気に入り蔓植物密林帯。
今冬3回目の訪問となる。
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年輪を刻まないヤマフジ(手前の木)、高木に絡んで生長する。
しばし樹冠を覆いつくす。
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樹齢100年と思われるヤマザクラに絡んでいるヤマフジ。
競い合って生長する。
ヤマフジとヤマザクラ、どちらが生き残るのであろうか。
私の寿命までその決着を見たいが、それはおそらく不可能であろう。
山仕事師であればヤマフジを切ってヤマザクラを助ける。
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休憩場所を提供してくれるヤマフジ。
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ヤマザクラに勝利したヤマフジ。
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変幻自在複雑怪奇、回転しながら蔓性植物の生き方。
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樹冠を占有するヤマフジ。
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イワナ顔に見える幹枯れ。
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樹皮に寄生する地衣類。
ブナ幹紋と同じ種類。
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緑色の地衣類。
密林内を好んで自生する種類だ。
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ウメ、サクラなどの寄生する地衣類。
低地地衣類の代表となる種類のもの。
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落葉しない蔓性植物。
蔓はすべて毛に覆われている。
不思議な樹で植物名は知らない。
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by yuyugaku-ueno | 2012-02-22 15:45 | 下野・会津だより
2012年 02月 21日

1818 シカ角

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菊亭の親父宅へ。
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日本犬、ゴールデンリトリバー、プロットハンド、この3頭でシカ狩をする。
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仕留められたシカ。
頭部と背骨以外すべて食べられている。
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案内する菊亭親父。
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背骨をノコギリで切断、石川氏。
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頭を持ち帰る。
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けやき台に乗せて様子を見る。
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完成すればシカ飾り台となる。
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by yuyugaku-ueno | 2012-02-21 16:10 | 下野・会津だより
2012年 02月 19日

1816 かまくら

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かまくらで遊ぶ。
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by yuyugaku-ueno | 2012-02-19 21:33 | 下野・会津だより
2012年 02月 19日

1815 動画投稿


中三依スキー場

初代パソコン先生夫妻が三依にやってきました。
三依スキー場でそり遊びを楽しみました。
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となりの春さん夫妻と子供。
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初代パソコン先生夫妻と子供たち。
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我が家でくつろぐ。

動画投稿をパソコン先生に習う。
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by yuyugaku-ueno | 2012-02-19 17:46 | 下野・会津だより
2012年 02月 18日

1814 続続マムシ話

再び冬に逆戻り、1日中雪が降っている、
我が家の室温は氷点下のまま、雪粒も冬雪で小さい。
「春遠い」寒の戻りである。
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かつてのマタギ星 登、会津屋主人が今日のマムシ語りだ。


マムシに限らず、アオダイショウ、シマヘビ、ヤマカカシも食った。その中で一番美味かったのがマムシだったね。
マムシは首根っこにマタギナイフを入れて、皮をひん剥くんだ。
青い胆のうと心臓を生飲み、3センチぐらいある肝は焼いて食べる。
マタギ仲間ときたら、したたる生血を飲んでいたよ。
植野
マムシは精力つくんですか。

マムシを食べれば山歩きが疲れなく歩ける。
マムシを見つけると必ず捕獲して食っちゃう。
2匹捕まえれば、1匹は現場で生食い、残りは家に持ち帰る。
植野
生マムシどうするんですか。

マムシご飯だ。
かわはぎマムシをそのまま炊き込み、炊けたら箸でしごく。
肉、内臓をご飯に混ぜて、醤油味で食べるんだ。
焼きマムシは頭部から半分に栄養がある、残りはさほどない。
毎日1寸ぐらいづつ食べる、食べすぎはかえって体調に良くない。
昔はイワナを焼く弁慶があってそこにマムシを串刺しして保存する。
疲れたとき食べるんだ。
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植野
頭はどうする。

毒があるからこれだけは食ったらいかん。
植野
石川夫妻と同じくマムシ頭は食べないんですね。

それだけは今も守っている、マタギ仲間は皆同じく食べないよ。
植野
ありがとうございます。面白かった。

マムシ余聞
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石川氏
鬼怒川のバス若女車掌、山の峠で用足し。
そこにいたのがマムシだ。
尻をかじられてしまった。
若女車掌ときたら、恥ずかしいので運転士に報告無し。
そのまま帰宅、その夜、女性は死んでしまった。
植野
この話は田舎なら必ず出てくるはなし。

マミシ酒を傷がある患部に湿布、傷から毒が回り皮膚が腐ってしまった。
会津で実際に出会った人から聞いたことがある。
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by yuyugaku-ueno | 2012-02-18 17:05 | 下野・会津だより