カテゴリ:きのこ見分け方( 3 )


2010年 12月 26日

1315 きのこ講習資料

d0134473_16483559.jpg

自然遊悠学きのこツアーにおける、来年度(1011年)からきのこ講習会を義務ずけることにした。
かれこれ40年余、きのこ学にのめりこんだ山知識をイラストで解説。
今回、地上のきのこ発生にとどまることなく、改めてきのこ本を読み直し、新しい視点できのこ資料をあぶりだすことに成功する。
特に、きのこ発生におけるきのこシロのメカニズムに対して、最大限の至高を有意する。
度重なる手直しがあり、現在、14編のきのこ資料が出来上がった。
成果は6ヶ月後だけれど、早く出来上がることも大切だ。

2011年、自然遊悠学ツアーハかなりの部分でリニアルする。
まだ来ぬ、きのこシーズンに夢は膨らむ。
[PR]

by yuyugaku-ueno | 2010-12-26 17:08 | きのこ見分け方
2008年 07月 25日

266 きのこ偵察行

きのこ初山、ヒルが守るきのこ場
栃木県イワナ釣り研究課題が、ほぼ解決した。
余力はないが、イワナ熱の勢いで、銀山湖周辺のイワナ釣りもできた。
勿論、課題がのこったものの、私のイワナ釣りはここで終了する。
イワナでは生活ができないゆえに、これから、きのこで生計を立てる。
11月まで、きのこ旅は続ける予定だ。
およそ4ヶ月、きのこ三昧になるが、9月まで果たして本当に竿納めができるか、それは私にもわからない。
きのこ狩りがあきたら、イワナ釣りをやるかも知れない。
とにかく、今後はひたすら、きのこ夢のなかの生活になる。
d0134473_16353565.jpg

今年のきのこ初山、ヒルのいる鬼怒川の山、雑木林。
早速ヒルが足に取り付いた。
すかさず、ライターで火炙りの刑に処する。
一見、素晴らしい雑木山であるが、きのこ場はヒル地帯だ。

More続きはこちらをクリック
[PR]

by yuyugaku-ueno | 2008-07-25 17:02 | きのこ見分け方
2008年 03月 03日

75 きのこの見分け方

きのこ狩りを安心採集、賞味できる基礎知識


きのこ狩りを行う目的は多々ある。私の主催する、自然遊悠学参加者多数派は「安心して、きのこを食べる」こういって、下野・会津のきのこ狩りを楽しんでいる。幸い。誤って毒きのこを採集、食中毒事件はない。
 きのこ狩りで一番重要な、きのこ鑑定を徹底的に実施し、安心して採集きのこを賞味する。それにはきのこの種類を確実に断定しなければいけない。
 今、日本国土に自生している、きのこは約8,000種~10,000種程度と推察している。そのきのこ全種を網羅した図鑑は皆無だ。従って、きのこフィールドで発見した、きのこを100%確実に鑑定し、採集することは安全きのこ料理における、大切で最重要課題である。
 以下はきのこ鑑定に役立つ事項を取り上げ、解説したい。

きのこの生え方
  きのこ自生地における、きのこがどのような状態で発生するかを知る。

  束生
   きのこの生え方が、株状のかたまりになって発生する。
   例題 シャカシメジ。
 単生
   きのこの生え方が、一本ずつ発生する。
   例題 ヤマブシタケ。
 散生
   きのこの生え方が、点々と散らばって発生する。
   例題 アミタケ。
 群生
   きのこの生え方が、まとまり群れになって発生する。
   例題 チチタケ。
 菌輪
   きのこの生え方が、円をえがくように発生する。
   例題 マツタケ。

きのこ各部の名前
  タマゴタケの場合
  傘
   きのこの表面。
  条線
   きのこ先端部にできる、筋状の線。
  ヒダ
   傘裏にある規則正しい放射状の器官をつかさどる部位、刃物のように鋭く尖り胞子をつくる場所をヒダという。
  肉
   きのこを縦に割ると現れる、ヒダと傘表面のあいだの部位を肉という。
  茎(柄、軸)
   傘を支える、きのこの軸を茎あるいは柄という。
  ツバ
   軸の上部にある、きのこ発生時から生長過程で茎に残された、膜質をツバという。
  ツボ
   石つきに残された、袋状の膜質残骸をツボという。

傘裏面、ヒダの疎密
  ヒダが密
   ヒダが細かく混んでいる。
   例題 ハツタケはヒダが密。
  ヒダが疎
   ヒダが荒い。
   例題 ヒロハチチタケはヒダが疎。 
  小ヒダ
   傘の先端部から伸びるヒダが、傘の途中で終わるヒダを小ヒダという。
   例題 シモフリシメジは小ヒダがある。
 

ヒダ(管孔)・茎の関係
  ヒダが茎にどのようについているか、きのこ鑑定に重要なポイントになる。

  直生(ちょくせい)
   ヒダが茎に向かって、水平に伸びている状態をいう。
  離生(りせい)
   ヒダが茎に向かう先端が、茎の根元に曲線でつく状態をいう。
  上生(じょうせい)
   ヒダが茎に向かう先端が、茎の寸前で曲がり茎につく状態をいう。
  垂生(すいせい)
   ヒダが茎に向かって、弓形にカーブしながら茎につく状態をいう。
  隔生(かくせい)
   ヒダは茎に向かうが、茎手前で曲がり、傘についた状態をいう。
  湾生(わんせい)
   傘の先端から伸びたヒダは茎寸前で根元に向かって曲がり、再び茎につく状態をいう。

傘の形
  幼菌、成菌、老菌と生長の過程できのこの形状は異なる。

  丸山形、あるいは半円形 例題、ハナイグチ
   幼菌の形に現れる。
  釣鐘形、あるいは円筒形 例題、ササクレヒトヨダケ
   成菌の形に現れる。
  平らあるいは平鍋形 例題、チチタケ
   成菌の形に表れる。
  中高の平らあるいは市女傘形 例題、タマゴタケ
   成菌の形に現れる。
  かたひら形 例題、ムキタケ
   寄生木から半円形に生長する。
  球形 例題、ホコリタケ
   地上に球形で生長する。
  逆円錐形 例題、オウギタケ
   平鍋形に傘が生長、ヒダは逆三角形に生長する。
  円錐形 例題
   円錐状に生長する。
  球根形 例題
   茎下部がラッキョウ形に膨らんで生長する。
  根形 例題、ナガエノスギタケ
   茎の地下部分が植物の根のように伸びる。
  樹枝形 例題、ホウキタケ
   きのこが木の枝状に生長する。
  じょうご形 例題、ホテイシメジ
   杯の形状で生長する。
   
茎の内部
  茎を触る感覚、茎の内部状態によって、きのこを鑑定する。

  茎は充実 例題、ウラベニホテイシメジ
   茎は硬くしまっている。
  茎は中空 例題、クサウラベニタケ
   茎が円筒状に空いて柔らかい。

 傘の肉色
  傘を半割すると、内部の色が明らかになる。傘色はきのこによって異なり、きのこを鑑定する手がかりを与えてくれる。
  キシメジの場合
   肉色は白。

胞子紋
  きのこを採集したあと自宅で胞子紋をとる。
  胞子紋をとるには白い紙の上にヒダをつけ、コップをのせておくと、翌日にはきのこの胞子が白い紙に落ちて、きのこの胞子紋、胞子色がつく。
  胞子はきのこ種によって異なるから、きのこ鑑定に役立つ。
  例題、ヌメリスギタケモドキの場合、胞子紋はさび色。
  

■『植野稔のホームページ』をどうぞ。
[PR]

by yuyugaku-ueno | 2008-03-03 18:33 | きのこ見分け方