カテゴリ:渓流釣り入門( 46 )


2010年 07月 04日

1101 毛鉤釣りの勧め

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30年以上愛用している、拙者の毛鉤竿。
最近流行のカーボンロッドではない、グラスロッドの竿だ。
長さは3,5メートル。
この竿なら1尺2寸程度のイワナであれば、ゴボウ抜きできる。
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毛鉤
日本式毛鉤釣りの場合、毛鉤を水面に着水させたら、自分の毛鉤を最後まで見失いようにすることが大切だ。
そこで、毛鉤は見やすい色がベストなので、自分で自作する。
ライン
理想的なラインである、馬素。
これは昔話で、拙者は瀬端氏からいただいた、撚りラインを使っている。
市販品ではなかなかライン用品が見当たらなく、フライフィッシングで使用している、テーパーラインで代用できる。
ラインの選択は釣り場によって決める。
ハリス(リーダー)
1.5号のナイロン糸を使う。
長さはひとひろだ。
仕掛け
竿の全長プラス、ハリス分の長さを竿尻から出せば良い。
仕掛け巻き
出来上がった仕掛けを丸型仕掛け巻きに巻き込む。
餌釣り仕掛けでしようする、角型では巻き癖が起こるので使用できない。

簡単毛鉤釣り
餌釣り竿に、ひとひろのハリス、先端に毛鉤をつければ仕掛けの出来上がり。
この餌釣り竿で、水面をたたく釣り、水面の流れに毛鉤を入れ、そのまま流れにのせるだけで良い。

イワナ、ヤマメの好奇心を誘う毛鉤釣り
生餌で渓魚が釣るのは当たり前だ。
それでは疑似餌(毛鉤)で渓魚は何故釣れるのか。
日本式毛鉤作成における毛鉤巻きは簡単だ。
フライフィッシングで使う毛鉤はある程度、川虫や昆虫に似せて作る。
けれども拙者の毛ばりは胴、ハックルだけである。
その差はかなりある。
西洋式毛鉤釣りでは毛鉤(フライ)を釣り人が自然に流すことを目的としている。
それに対し、拙者がやっている日本式伝統毛鉤釣りの場合、毛鉤を操作するのだ。
毛鉤を不自然に動かす、これは生き物が水中でもがく苦しむ仕草を釣り人が演出させ、渓魚を巧みに誘う。
渓流に棲んでいるヤマメ、イワナは釣り人が操作する毛鉤を生き物として捕らえようとする本能があるから、偽者餌である毛鉤に食いつくのである。
意外と、弱者に食いつく渓魚の性格があるから、日本式毛鉤釣りでも渓魚は釣れるのだ。
ただし、ドラッグのかかってしまった、毛鉤の流れではこの限りではない。
日本式毛鉤釣り、フライフィッシング、両者の流し方はヤマメ、イワナ釣りでも共通セオリーがあって、テーマは限りなくある。

釣り人いろいろ
毛鉤釣りからの入門者
餌釣りの経験がないから、すんなり毛鉤釣りに入門できる。
餌釣りから毛鉤釣りへの転向者
「餌だったら確実に釣れた」脈釣りでの釣りファンの陥りやすい過ちがここにある。
これがネックで、せっかく毛鉤ツリを志した渓流師は毛鉤釣りを断念させられてしまう。
その対策として、餌釣りロッドを捨てるしか方法はない。

毛鉤釣りの良さ
1 面倒な餌確保がいらない。
2 軽量化に貢献する。
3 渓魚勝負が早い。
4 渓魚を傷めない。
5 餌釣りが多数占める釣り場であれば、毛鉤に対する渓魚反応は素早く有利だ。
6 渓魚を浮かせて釣るから、渓魚交情がある。

毛鉤釣りの欠点
1 生餌と毛鉤の差はかない大きく、毛鉤釣りはハンデを背負っての釣りとなる。
2 早春、濁りがあれば、まったく釣りにならない。
3 大場所(深場)にいる、場荒れ底定位渓魚釣りには向かない。

拙者の日本式毛鉤釣り
「餌探しが面倒」
「アタックザックの軽量化が可能」
以上二点が拙者の毛鉤釣りをいざなう理由だ。
背中の重さが気になったら、渓魚釣りはそれでお終い。
ザックの軽量化は系魚釣りの必須条件であるから、奥山アタック、キャンプ釣行ではなるべく毛鉤釣り用具持参で源流アタックをやっている。
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by yuyugaku-ueno | 2010-07-04 08:56 | 渓流釣り入門
2010年 06月 13日

1077 越後のイワナ

岩魚が誘う
初めてイワナを見てから、50年が過ぎた。
長かったようでもあり、短かったようでもあった岩魚遍歴である。
「岩魚馬鹿」らしく、拙者のイワナ旅は西のゴキ、北のアメマスまで、ほぼイワナ分布域を踏破した。
イワナを我が伴と、、ひたすら奥山詣でをシーズンになれば繰り返し実施、成果は上々である。
イワナに惚れ込み、渓通いするうち、イワナという渓魚に対して、並々ならぬ情熱が、拙者の何かを刺激したから、飽きもせず、今日まで、いやこれからも、イワナ巡礼は続行されそうだ。
イワナ魅力を良く釣り人に訪ねれれることがある。
一言二言三言、それに続く岩魚物語余談は多々ある。
そのなかで、居つきイワナ魚紋という、各地イワナの体側紋多様性が上げられる。
北から南までにイワナ分布域に棲んでいる、イワナの紋が渓流釣り場によって異なり、その多彩な彩りを探る旅の面白さに魅了されて、今日に至る。

北海道の白い点々のイワナ。
本州の太平洋岸に棲んでいる、鮮やかな朱点イワナ。
関東北部から岩手県に見られる、成魚になっても幼魚紋(パールマーク)を残すイワナ。
本州の日本海側に行けば、白い点々に混ざり、オレンジ色した丸い点々イワナ。
このように、イワナ魚体を観察すれば、拙者は居つきイワナの住処を魚紋から判断できる。

居つきイワナ魚紋
北海道から島根県まで、日本イワナは分布している。
ここで大きく世界におけるイワナ属を調べてみれば、イワナルーツはロシア、カムチャツカ半島まで及び、日本イワナは世界イワナ分布における南限地なのである。
寒冷地を好むイワナであるから、現在のイワナは奥地渓流(北海道は低地でもイワナはいる)が棲家だ。
このように、南限地、奥山渓流というイワナ棲息環境があり、各地における地域イワナが誕生させている。
前記、居つきイワナであれば、その棲息地を言い当てることが可能な理由は、以上の点を考慮しての判断だ。

滝上のイワナ
特別な奥地でないかぎり、渓流沿いに集落があれば、山生活の糧とした、ゼンマイ摘み、きのこ狩り、イワナ職漁者による、山人によってイワナを奥地まで移殖放流した。
今現在、奥地イワナは先人のイワナ自然遺産といえる功績があって、拙者たちイワナ釣り人の道楽が可能となっている。

越後イワナ
いよいよ本論だ。
イワナ分布からすれば、越後イワナは白い点々、白い点々と同じオレンジ色の朱点が、イワナ体側になくてはいけない。
かつて、拙者の越後イワナ釣行で、確かに原則といえる白とオレンジを散りばめたイワナを釣った記憶がある。
それが数日前のイワナ釣行で、日本海側定置イワナでない、関東イワナが針にかかったのである。
その理由は明らかだ。
越後釣行の際、地元漁協の古老に出会った。
「かなり奥地までイワナを放流している」
車道がある渓流の場合、最上流から、イワナを放流するとのことである。
イワナ養殖場におけるイワナ繁殖で、ほぼ全国共通のイワナが出来上がっている。
それは先人がイワナを運びあげた居つきイワナと、養殖場のイワナと交配したことを意味する。
今回、同行者が釣り上げたいワナは先人が築き上げたイワナ自然遺産と異なっていたから、拙者の疑問となった次第である。

イワナ移植放流の賛否はある。
イワナが増えれば、結果として地元産業の手助けとなろう。
これから、時間をかけて、本来そこに棲んでいた原種イワナを求める拙者のイワナ旅は続ける。
漁協の手の届かない奥地いわな源流釣行における、結果が待たれるところである。
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by yuyugaku-ueno | 2010-06-13 16:46 | 渓流釣り入門
2010年 04月 27日

1028 釣り餌採集

鬼チョロを捕まえる
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川虫採集に最適な小沢の平瀬。
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大型すくい網が効果的だ。
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イワナ釣りで使用する鬼チョロ。
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大型餌箱を使用すれば川虫は丈夫でいられる。
今なら3日間もつ鬼チョロ。
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by yuyugaku-ueno | 2010-04-27 17:13 | 渓流釣り入門
2010年 04月 27日

1027 雨ならインドア

イワナ場の整理
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地形図、山資料を照らし合わせ、渓谷遡行図を作成する。

雨になれば室内で山資料を整理する。
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by yuyugaku-ueno | 2010-04-27 16:56 | 渓流釣り入門
2010年 04月 10日

997  ロッドのメンテナンス

武士の魂ならぬイワナ釣り師の魂を手入れ
昨日の釣りで、ロッドを不用意に水につけてしまい、固着してしまった。
何とか、ロッドを傷めなく、収納することができた。
本日、暇なので竿を手入れする。
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昨日使った竿、干す。
干しあがったら、1本、1本、丁寧に拭く。
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ノーマルの廉価竿だから、竿末端はそのままだ。
これであれば、水分が付着してしまうと、固着してしまう。
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かつてダイワ精工メーカーからフィールドテストとして貸与された高級ロッド。
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竿末端に固着防止の溝が彫りこんである。
このロッドなら例え水分が付着しても、固着しにくい。

ロッド選びの場合、振りやすさとともに、ロッド末端の栓ねじを外し、固着防止があるのか、ないのかを確かめる。
あとは自身の懐具合と相談してから決める。

余談ながら、ロッドは2本同一製品を購入しよう。
竿メーカーにおける、製品保証は5年程度だ。
1本の場合、竿損傷した際、換えの竿として、もう1本あれば、折れた竿を直せる、古い竿とて、自身でメンテナンスが可能となる。

拙者の愛用ロッド、15年以上昔の製品ながら、2本あったから、今でも老愛竿として出番がある。
さすがに、大物は抜き上げられない。
ロッドとしての寿命が尽きているからだ。
カーボンロッド繊維が年月による劣化で、ロッド反発力低下は否めない。
古い竿に愛着があるから、拙者はこの老愛竿を使用するとき、いたわるように使っている。
古いものはすべて新しくできる人は幸せ者だ。
拙者のような貧乏人知恵があり、「古い道具も使いようなのだ」ということをここに申し上げておく。
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by yuyugaku-ueno | 2010-04-10 12:11 | 渓流釣り入門
2010年 04月 05日

989 川虫採集

脈釣りの餌、採集
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川虫採集の網、餌箱。
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平瀬の石裏にいる川虫。
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イワナ釣りに最適餌、鬼チョロ。
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サワガニ。
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カジカ。
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1日分の鬼チョロが採集できた。
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by yuyugaku-ueno | 2010-04-05 18:03 | 渓流釣り入門
2010年 04月 02日

986 川虫採集

イワナ釣り餌、鬼チョロ
イワナ釣りにおける、餌釣りを拙者は得意とする。
関東平野部で育った拙者だから、物心ついたころには竿を握っていた。
昭和30年代、日本国民総貧乏だったせいもあって、子供の遊びで人気があった川釣りをやっていた。
その影響からではないが、イワナ釣りにおける釣り方、餌釣りと毛ばり釣りの二方法あるうち、慣れ親しんでいた餌釣りによる釣法でイワナに向かった。
「たかがイワナ餌」「されどイワナ餌」イワナ餌とて、その奥義は深く、日和によるイワナ餌の使い分けは難解である。
イワナ釣りを広義に解釈すれば、釣り場選び、仕掛け点検、ロッドの準備、釣り場までの歩行、餌の用意、納竿、帰路まで、イワナを釣る際、様々な事項がある。
イワナ釣りといえば、計画から帰路まで、この一連のすべてがイワナという釣りであると拙者は見ている。
その一つ一つが完璧でなければ、完成されたイワナ釣りはできない。
「なんとなくイワナが釣れた」
「向こう合わせで釣れたイワナ」
「場所で釣るイワナ」
イワナと対峙している拙者の最も恥さらし行為が以上の点だ。

こうみえても、拙者のイワナ釣りは真剣なのだ。
一点の曇りのない、イワナ釣りを摸索している。
イワナに拘り半生を棒にふった、拙者の岩魚観はかなりの位置まで達している。

今日はイワナ餌を採集する。
明日の奥山イワナ釣行に備えるためである。

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川虫のいる沢まで自宅から3キロ、自転車で行く。
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午前中の降雨で笹にごりの本流。
一般的に本流での餌採集は面倒だ。
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小沢、川虫採集最良ポイント。
遠来者の場合、その水系における川虫採集地点を予め確認しておくと良い。
沢によって川虫の良否はほぼ決まっている。
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川虫採集の際、様々な面白いことがあり、本日は生まれたてヤマメ稚魚が網に入る。
その他、サンショウウオ、カジカ、イワナ稚魚、サワガニなどがみられる。
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採集した鬼チョロ。
このままで3日間使える丈夫なカワゲラだ。
ただし、コケを強く搾り洗いする。
暖かい都会では冷蔵庫保存する。
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by yuyugaku-ueno | 2010-04-02 16:12 | 渓流釣り入門
2010年 03月 31日

982 イワナ、ヤマメ仕掛け

3種の仕掛け
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イワナ、ヤマメ釣行に備えて、仕掛けを作る拙者。
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釣行地における最大渓魚の大きさに耐えられる糸を使う。
ナイロン糸製作会社による、強度の差はほとんどないから、好みのメーカー糸を選んで差し支えない。
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釣り針。
釣り具販売店に並んでいる製品を選び使う。
拙者の好みはヤマメ針だ。
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オモリ。
ガン玉オモリが使いやすい。
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目印。
ナイロン毛糸を拙者は使っている。
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短仕掛けと中仕掛け。
その日使う分を予め用意しておく。
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長仕掛け。
その日使う分を用意する。

短、中、長、3種の仕掛けが出来上がれば、釣りスタンバイ完了。
以上3種の仕掛けを使い、イワナ、ヤマメ釣りに備える。
ヤマメ、イワナともに、同一仕掛けを使って差し支えない。
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by yuyugaku-ueno | 2010-03-31 11:35 | 渓流釣り入門
2010年 03月 26日

973 渓魚雑観

渓魚ルーツ
イワナ、アマゴ、ヤマメを渓魚3魚という。
渓流釣りを志す釣り師にとって、渓魚釣り場における魚の生い立ちに関し、ある程度釣り込んだ釣り師なら、誰でも関心を持つことだろう。
イワナの拘り、かれこれ50年余を費やしている拙者も、釣り場における、魚体に最大級の注意を注いでいる。
特に、渓魚の遡上を阻止する魚止め滝があれば、滝上部に渓魚の存在があるかないか、未知なる魚影興味は尽きない、渓魚浪漫が奥地には確かにある。
奥山釣行の際、想定外の魚影を見たとき、「こんな奥地にイワナが棲んでいる」
しばし我を忘れ、イワナ世界に戯れた経験は多々ある。
釣り人はおろか、山人の途絶えた最奥地で、思いもよらずイワナが見られると、そのイワナルーツに首をかしげることがある。

イワナが奥地に棲息していることに対して、拙者の見識を以下に述べる。

天然イワナ
かなり古い時代から、天然イワナが行き来している渓流のイワナ。
自然状態で渓魚の種が繰り返され、人の手によることなく魚影が保たれている場所に棲んでいるイワナのこと。
現在、北東北と北海道の一部だけにしかその棲家はない。
天然イワナのことを原種イワナと呼ぶこともある。

天然放流イワナ
生活の場を奥地に求めた者、その山人の手によって、イワナ棲息における遡上止めの滝下部にいたイワナを滝上部に、移殖放流したイワナをいう。
現在、イワナ場として、釣り人たちの釣り場となっている場所に棲んでいる魚影の正体は先人たちが生活の足しに、せっせと下部イワナを滝上に放流してくれたイワナ遺産である。

天然イワナ、天然放流イワナの違いは人の手で、棲息限界地である遡上止め滝以遠に棲んでいる、魚影が人とかかわっているかいないかの違いだけだ。

放流イワナ
養魚場で飼育されたイワナのこと。
ただし、天然イワナ同士を自然交配して育てたイワナは天然イワナそのものである。

在来種イワナ
最近使われているイワナの呼び方だろうが、拙者は使わない。
テレビ放映でNHKがイワナのことを在来種イワナと呼んでいたから、一般的に普及している言葉のようだ。

フライマンのイワナの呼び方
以下はフライマンから聞いた話。
ネイテブイワナ
自然状態で繁殖しているイワナをいう。

放流イワナ
遊戯目的で育てられたイワナの総称。
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by yuyugaku-ueno | 2010-03-26 13:42 | 渓流釣り入門
2010年 03月 26日

972 渓流釣り師の味方となるか?

渓魚増殖を試みる、山梨県の取り組み
3月21日、朝のニュースから
山梨県国土交通省渓魚調査
山梨県国土交通省における、渓魚調査を実施する。
それによれば、山梨県渓魚棲息状況における結果はさんさんたるもの、山梨県渓流総延長における在来種は1%、こんな調査結果が出た。
それは山梨県全水系における、渓魚が何らかの理由があって、99%は自然状況の渓魚ではないことを意味する。
対策
役目を終えた堰堤(堰堤上部の土砂堆積)を壊し、渓魚遡上止めとしない。
それは下流渓魚と上流渓魚との交流が図られ、天然渓魚としての、種、保存に大いに貢献すると拙者はみている。
堰堤と堰堤との狭間で生きている渓魚には朗報であり、山梨県での取り組みに対し、渓流釣り師からの反論はあるまい。
工事開始
平成22年度からスタート、中央水産事務所によると、土砂の溜まった堰堤破壊は全国初、渓流釣り愛好家であればもろ手を挙げて拍手喝采を浴びる、画期的な試みとなろう。
拙者も涙こそ流さなかったが、久しぶりに行政から国民向け(主に渓魚釣り師)に対して嬉かがこみ上げている。
行政によれば、山梨県渓魚代表である、アマゴ渓にある堰堤から始まるとのことだ。
堰堤下部の渓魚
堰堤構築の功として、堰堤上部にある大量の土砂が堰堤下部に運ばれなかったおかげで、堰堤下部にある、落ち込み、ぶつかり、淵は土砂に埋まることなく、渓魚の棲家になっている。
拙者たち渓魚における、釣り師の釣り場が確保されている現実がある。
それが、新たな堰堤工事により下部土砂流下の影響で、せっかく棲息している渓魚の棲息がダメージを受けてしまったら行政の努力がマイナスになってしまう。
行政側へお願い
堰堤工事における渓魚影響を最小限に抑えてほしい。
堰堤上部堆積土砂を下流へ流さないでもらいたい。
拙者は工事による渓水が濁ることを心配している。
イワナ、アマゴにとって工事によって生まれ下流へ流れる、微小土砂は致命的だ。
それは渓魚の棲みかに微小土砂が入り込んでしまい、大量の微小土砂が埋まることを意味する。
平瀬を見てほしい。
この平瀬、渓魚の休み場に違いないものの、渓魚の棲みかではない。
渓魚の棲みかとは、人の家と同じであって、棲みかで寝起きし、冬の越冬場所でもある。
かつて平瀬こそ、落ち込みがあり、淵があり渓魚の家があった場所なのである。

人の住居に例えれと、土石流が住居に侵入することと同じなのである。

行政の久々ヒットが渓魚生息に対し、マイナス作用にならないことを拙者は期待している。

さすがは山梨県、海なし県としての重責を見事に演出してくれた。
戦国武将、武田信玄も納得する快挙といえる今回の試み、1回きりの終わることなく、未来までまでやってほしい。
さらに、渓魚王国、群馬県、それに拙者の住んでいる栃木県も山梨県に追従してほしいと願うばかりだ。
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by yuyugaku-ueno | 2010-03-26 09:50 | 渓流釣り入門