6度目のマツタケ下見に行く。
地元のマツタケ3代目から、我輩にバトンタッチされたマツタケ場ではあるけれど、一向にマツタケは出てくれない。
秋に入って、少雨の影響でマツタケ殿は今日も機嫌が悪い。
今年で5年、マツタケは不作が続いている。
アカマツ主体の雑木林、ここが4代目となった我輩のマツタケシロだ。
早出のシモフリシメジ。
地上から6メートル、樹幹にヤマブシタケがついていた。
残念ながら採集はできない。
カエデの紅葉が始まった。
マツタケにとって理想的なアカマツ林ではあるけれど、自然条件が合わなければ、マツタケ姫様は現れない。
マツタケを諦めて、今が旬となっている、ハナイグチポイントへ移動する。
植林されたカラマツが50年ぐらい経過すれば、イグチと共生関係が成立して、ハナイグチを発生させる。
カラマツ林の華、ハナイグチ。
きのこらしいきのこで、きのこ狩りにおけるメインとなるきのこである。
茎、傘、きのこの理想形だ。
今日のきのこ。
ハナイグチは保存食とする。