8月から9月にかけて、雑木林&ブナ林に自生地のある、アカヤマドリ。
イグチの仲間であるから、傘裏には管孔がある。
似通ったイグチはなく、大型きのこに生長するので、採集は簡単である。
アカヤマドリ料理に入る際、茎の処理に問題がある。
アカヤマドリの茎は、幼菌から内部に黒い筋があって、料理味を阻害してしまうことがあるから、茎は縦割りして変色がないかを確かめるか、採集時に傘のみを採る。小生は最初から傘一本やりで通している。
アカヤマドリを流水で洗い、水切り。
茎はやはり虫食いだった。
傘を食べやすい大きさに切る。
フライパンを火にかけ、オリーブオイルを適量注ぎいれ、油が温まったら、きのこを入れて炒める。
火加減は中火。すばやく炒めるのがコツだ。
きのこの賞味には塩のみで戴く。
これで味は決まりだ。
出来上がりを食べる。
あらゆる料理に共通する、アツアツのアカヤマドリを賞味する。
冷めればただのきのこ料理になったしまう。
冷蔵保存で1週間もつ。
但し、食べるには再加熱が必要だ。