植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2008年 09月 01日

311 ツチアケビ薬酒を仕込む

山の幸知識を生かし、幻の薬酒づくりに挑戦
山の幸知識があれば、病気にかかりにくい体質づくりだって可能だ。
今、男鹿川上流にある、中三依地区に自然遊悠学の家を立ち上げ、春の山菜とイワナ、ヤマメ釣り、夏から秋のきのこ狩り、冬の山岳トレッキングなどのガイドで、細々とつつまじく生計を維持している。

我輩、自慢することは一つだけある。
これまでに病気にかかったことはほとんどない。
人の稼ぎ手段として、頭脳郎等派、体力勝負派にに分される。
どうやら我輩、頭の脳味噌はすでに腐敗中で、頭脳の発展は期待できないで現在に至る。
その反動だろうか、母親と父親の良好な点を遺伝的にもらいうけ、親父のすこぶる丈夫だった体力、おふくろの情の深さをある意味で正統に伝授されているから、元気に暮らしている。

少年時代、無遅刻無欠勤の皆勤賞を頂戴したこともあり、健康保険使用ゼロだったことから、健康優良児の表彰状をちょうだいしたこともある。
とにかく今のところ、清貧を地でいっていることもあり、親からもらった体力のみで、こうやって暮らしているのだ。

と、言っても、密かに愛用していることがある。
それは山の幸を利用した、健康に良い薬酒を長い期間、楽しみながら飲用していたから、これまでに病気知らずで元気100倍で生活できたのだと思われる。







これから仕込む、ツチアケビ薬酒。
ラン科の仲間であるツチアケビの正体は複雑極まる。
一説によれば、ナラタケ菌に養われ、きのこと共生している、不思議な生き物なのである。
清水大典の主書、「果実酒・薬酒」作り方楽しみ方によれば、未詳の配糖体、ペプチンを含み、新陳代謝、滋養強壮、強壮強精、利尿、補血に薬効があると記されている。
また性病にも効くとあるが、これは我輩とは無縁である。
このツチアケビ薬酒を飲んでいるから、元気でいられる理由の一役を担っているようだ。

植野流、作り方と飲み方
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植物として、光合成ができないツチアケビ。
暗い杉林に自生していた。
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清水大典先生によれば、採集したツチアケビは、5日ほど天日で干せと書き記されているが、こうした場合、ツチアケビは黒く変色してしまうので、我輩の作り方は、2日しか干さないで仕込むことにしている。
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干し上がったら、35度のホワイトリカーを使い、仕込む。
まず、ツチアケビの両端が黒色になっているから、ハサミあるいは選定ハサミで切り落とす。
この時、ツチアゲビの不良品は使用しない。
収穫したツチアケビの量にもよるが、約、容器の半量を目安にする。
今回は容器の全量を仕込んだが、それでも問題なし。
ツチアケビを容器に入れたら、口元までホワイトリカーを静かに注ぎ、完全に閉まる蓋で密封する。

仕込み済みの薬酒は、冷暗所で保存する。

ツチアケビの熟成は半年かかる。

問題は糖分(砂糖))をどうするかだが、糖分を入れれば熟成は早まるが、我輩は砂糖は使用しないで、ゆっくり熟成させている。

飲み方、これは疲れた時、お猪口一杯を飲む。
薬効は長年の間に自然と効いてくるから不思議だ。
とにかく長い間、愛用しなければ、効果はない。
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by yuyugaku-ueno | 2008-09-01 18:08 | 果実酒・薬酒づくり


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