植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2008年 08月 29日

305 男鹿川定点観測

連日の降雨で、男鹿川は増水中
最近の1週間で、雨の降らない日がないくらい、毎日雨が降っている。
28日の夕方から、今日の朝まで、連続する強雨が下野地方を襲った。
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中三依、芹沢橋からの男鹿川本流。
かなりの強雨が男鹿川に流れ込み、只今、河川は増水している。
鮎釣りはこれでおしまい。
男鹿川に定期放流された、イワナ、ヤマメは下流へ流されてしまった。
天然の渓魚は、ワンドに避難している。
現在、男鹿川での釣りは、沢釣りしかできない。





夏、チタケ狩りに明け暮れていた最中、中三依湿生園では夏から秋へと、植物たちは移行していた。
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中三依湿生園からの男鹿の里山。
雨にしっとり濡れていた。
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名残りのアジサイ。
残念ながら、色彩はない。
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ちょうちんをぶら下げているような、ツリフネソウ。
夏の花から、秋の花を受け継いでいる。

雨の恩恵その1 イワナ・ヤマメ
雄の魚は精子を宿し、雌の魚は卵子を宿し、この増水で、餌の確保に専念しているはずだ。
来たるべく、産卵行動に備えながら、必死に大増水に耐えている。
幸い、鉄砲水にはなっていないので、秋にかけての禁猟前最後の釣行には恵みの雨になっている。
但し、今夜から再び雨の情報になっているので、これからの雨量がさほどひどく降らないことを祈るばかりだ。
雨の恩恵その2 きのこ
里山のチタケは終了。
9月から、ミズナラにでるマイタケ狩りが始まる。
これまでの雨で、充分な水補給を果たせたので、マイタケにはかなりの朗報だ。
小生も、これからマイタケのパトロールを開始させる予定だ。
マイタケと平行して、ブナに出るブナハリタケ、ナラタケなどの豊作が予想される。
9月の天候にもよるが、マツタケは4年振りの豊作になる感じがしている。
9月に適度の雨が降れば、マツタケ狩りは期待できるのではないかと、今から気持ちが高ぶっている。
また、昨年不作だったホンシメジ、ハナイグチ、コウタけ(シシタケ)もこの頃の天候で、充分にきのこたちは菌糸を伸ばしていると思われる。
植物・動物
今のところ、木の実は順調に生育している。
ミツバアケビ、サルナシ、マタタビはしっかり実をつけているから心配ない。
動物たち、人間に近いので、雨はさほど歓迎しないようだが、木の実が熟しているので、昨年のようには里にでてくることはないかも知れない。
秋の山の幸まとめ
里山のチタケから、奥山のマイタケへと、山の幸は移行する。
マイタケハンターの実力を発揮できる、本格的な秋到来は近い。
マイタケから、マツタケ、ホンシメジへと山の恵みは連続して連なっている。
小生、ほっとする間はなく、これからマイタケ狩りに全神経を傾注させ、マイタケプロへの仲間入りを果たしたい。
11月。きのこシーズンをラストに飾る、ナメコ狩り。それから来年にかけての山仕込み調査が待っている。
とにかく山は面白くて笑いが止まらない、そんな今日の心境なのです。
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by yuyugaku-ueno | 2008-08-29 09:06 | 下野・会津だより


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