植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2008年 08月 15日

291 黒チタケ料理で元気をつける

下野郷土料理、黒チタケのナス油炒めで元気回復
昨日、黒チタケのポイントを残しておいたので、今朝、早くチタケの回収に向かう。
きのこ狩りにおける、良品きのこの残留は、きのこプロとしては失格だ。
やむを得ない事情が我輩側にある、きのこタブーを補うための出発になった次第です。

尾根の窪、広い尾根周りなどの、やや開けた場所を好む黒チタケのシロは存在する。

この黒チタケ、チタケにおける豊作、凶作を占い上で、重要なバロメーターきのこになっている。
勿論、特定きのこを収穫するにあったって、他のきのこの発生も採取の良否と関係するきのこもあるが、チタケの場合、同類の黒チタケ自生地における、発生量を見計らって、当年のチタケ豊、凶をきのこプロならほぼ完璧の判断が可能なのだ。
だから、特定ポイントを好む黒チタケ収穫は、我輩のこれからスタートする、チタケ収穫スケジュールを決定されるから、黒チタケを我が手に収めなければ、すげてのチタケ収穫計画が狂ってしまう。

昨日、今日、なんとか黒チタケを手にすることができた。
但し、他人様に初チタケ山を許してしまった今年の教訓を次回のチタケ狩りの反省材料になった事実があり、きのこプロを自認する我輩の汚点になってしまった後悔はある。
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チタケ狩りにおける、殺伐とした我輩の精神を癒してくれる、花々の咲いている姿を見れば、心が自然と和むようである。



チタケ狩りも登山の一部であり、早めの入山、早めの帰宅が原則で、昔から山入りにおける、掟みたいなもので、なにかと効を奏することがある。
今日の黒チタケ回収作業がこれに当たり、ほぼ完璧にきのこは我が手に入った。
長居は無用、下山だ。
このとき、下部からチタケ狩りの単独者の会う。
すでにきのこは採取済みであるから、安心して挨拶を交わす。
まさにタッチの差、黒チタケ場を他人様に披露させずに済んだ。
まずはおめでとうといいたい。
しかし、尾根においておいた、赤チタケは採られてしまった。
まあ、おあいこで、両者は引き分けみたいで面白い。
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コナラ混じりの雑木林に自生する、黒チタケ。
しばし群生するから、豊昨年なら、収穫は良好だ。
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ニホンジカの雄の角で樹木の皮を剥ぎ取られてしまった、杉。
森林管理所にとって、厄介な問題がここにある。
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本日の本チタケ。

午前中、時間がとれたので、下野名物になっている、チタケの郷土料理をつくる。
今回、濃厚な出汁が出る、黒チタケとナスの油炒めだ。
我輩の栄養分補強と、今後のチタケ狩りにおける、体力回復が狙いである。
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ナス、黒チタケを流水で洗う。
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中華鍋にたっぷりめのキャノーラ油を入れ、手で細かく刻んだチタケを入れて炒める。
炒めながら、杓子でチタケを細かく砕く。
チタケは充分にこれっでもかと思えるぐらい炒めて、黒チタケのエキスを出すのがコツである。
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チタケが炒め終わったら、ナスを入れて更に炒める。
このとき、油はチタケが吸収してしまっているから、日本酒を入れながら炒める。
なすがある程度、柔らかくなったとき、みりんを加えて更に炒める。
仕上げに、醤油を注ぎ、チタケ料理は終了する。
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チタケ料理は出来上がりました。

試食タイム
黒チタケの出汁は完璧だ。
美味いとしか言いようがない。
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by yuyugaku-ueno | 2008-08-15 16:33 | チタケ戦争どまんなか


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