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植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2008年 08月 10日

286 チタケ納品&きのこ狩り

貧乏暇なし、今日もチタケ狩り
午前1時30分起床。
これからチタケのパック詰めをやる。
ややっこしいチタケだったので、梱包に手間取り、5時30分に終了。
果物を食べて、チタケ納品。
10時15分、自然遊悠学の家、到着。
早い昼食を済ませ、休む暇なく、きのこ場へ出かける。

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尾根にある雑木林。
一見、チタケ場のようだが、樹齢が若く、チタケはない。
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分水尾根を越えれば、コナラ、ブナの混じる雑木林になり、樹木とチタケの共生関係が成立し、チタケは出る林になる。

チタケとは、摩訶不思議な生き物で、樹の年齢、尾根も向き、落葉の有無、斜面角度、風向き、太陽の陽射し加減、降水量、当日の斜面地中温度、外気温、湿度、外敵菌類の有無、1年を通して季節の推移状態などの各種条件がベストマッチした場合、チタケは豊作になる。
チタケの当たり年になれば、樹種に関係なく、チタケ菌の繁殖行動拡大は、人間が考えrている、はるか高水準の位置にあるから、その生長振りに対して、驚きを隠せない。

おそらく、きのこ菌のなかで、気象条件にあってしまえば、すこぶるチタケ菌の勢いは止まらず、ピカイチだ。
「恐るべしチタケ菌」
我輩のきのこ採集に、大いに役立っている。
さて、今年のチタケで具合は如何なる結末を迎えるのか、とにかく雨がもっと降ってほしいと願うばかりだ。





チタケを求めて、今日も元気いっぱい、休んでいる暇はほとんどない。
今から15日までが、チタケのピークで、この間、いかにうまくチタケを効率よく、手元に引き寄せるかが、今後の課題である。

ちょっと考えてみたが、我輩の単独チタケ狩りの最中、休憩はあるのだろうか。趣味で現場写真のスナップを撮るとき、立ち止まって休む。
このとき意外、我輩の休み時間はない。
他人様が我輩のチタケ採集行動を発見したとき、異常と思われるかもしれない。
チタケを見つけ、採取しながら、目は次のチタケポイントにおくっている。
なんともチタケハンターとしては、多少優秀なのかどうか、我輩には見当がつかない。
チタケに血が走っており、近寄りがたい光景のようだ。
これではまだまだ、きのこ修行不足で、他人様に笑われてしまうだろう。
この点で、反省しなければ一人前のきのこプロにはなれない。


午後からのチタケ出勤ではあったが、寝不足にしては、きのこ菌予測読みは的中。
都合5時間。チタケを集めた。

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今日のチタケ場。
上等のチタケポイントで、睡眠不足も、チタケポイントへ行く、岩混じりの急斜面登高で目が覚めた。
気合を入れなければ、滑落してしまい、3点確保で事に当たった。
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斜面の窪、露出した岩場を好む、ビロードチタケ。
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今日の本命きのこ、本チタケ。
なかなか貫禄があるチタケである。

by yuyugaku-ueno | 2008-08-10 18:15 | チタケ戦争どまんなか


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