2008年 06月 20日
今年に入ってから、渓谷遡行ノバリエションルート計画実行のとき、スパイク地下足袋を愛用することが多くなった。 例年なら渓流シューズ必携だった。それを変更し、岩場に弱いスパイク地下足袋を着用する理由は多々ある。 まず、一足あたりの費用が安い。 高巻きの際、山斜面接着が抜群によい。 慣れてしまえば、履きやすい。 不利と思える、岩場対応。 これにはスパイク地下足袋に慣れることだ。 さすがにツルツルの花崗岩には役に立たないが、岩にスタンスを垂直に保てば、滑落することは少ない。 但し、スパイクが磨り減った、足袋は使用不可。 この点に最大の注意が必要となる。 今日、栃木県矢板市にある、カクヤス矢板店で購入した、スパイク地下足袋と脚絆。 購入の際、注意することは、内部先割れタイプの地下足袋を買うこと。 写真のスパイク地下足袋、左は強化ゴムが底面一体になっている、スパイク地下足袋2型がベストだ。 右の外部先割れタイプ1型は草付きでの歩行のとき、雑草に先割れ部が引っかかってしまい、転倒することがある。 特に、岩場でのトラブルは、命とり事故につながることがある。 私にとって、マイタケ狩り、チチタケ狩りに最大の威力を発揮してくれた、スパイク地下足袋を渓流源流釣行で現在テスト中だ。 確かに岩場での弱点をさらけ出してしまうものの、経済的と高巻きでの抜群の威力は捨てがたい。 スパイク地下足袋の弱点を歩き方でカバーし、良好スパイクを最大限利用する、新しい渓谷遡行法を現在マスター中なのである。 何回も繰り返すが、倒木帯、ネマガリタケ帯、泥急な山斜面にはスパイクの効き目は感動ものだ。 弱点の岩処理に注意すれば、困難な峡谷遡行に、充分に役立つと思われる。 フエルトソールの渓流シューズの弱点を見事にカバーしてくれる、スパイク地下足袋の出番は今後、さらに多くなる気がする。 新兵器、スパイク地下足袋で再び岩魚熱中時代、再登場に期待したい。
by yuyugaku-ueno
| 2008-06-20 21:07
| 渓流釣り入門
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