2008年 05月 29日

207 今日の男鹿川、定点観測

今日の男鹿川、定点観測
今日の中三依。天気、雨。
芹沢橋からの男鹿川本流。
夜半からの降雨はここ何日かの日照りで、雨の水は森林が保水したみたいで、男鹿川本流部の水かさはさほど、増水していない。
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降雨の功罪、梅雨がやってくる

■森の植物
下野では新緑期はすでに終了し、これから雨を利用して植物たちは生長をする時期がやってきた。
この時、植物たちへ大量の水が必要になる。
そこで、北海道を除く、日本列島に梅雨前線が停滞する。
それはオホーツク高気圧と太平洋高気圧がちょうど日本列島に横たわり、太平洋側から、暖かく湿った雨雲がやってくるから、降雨となるのだ。
自然界は季節ごとの天気の入れ替えを上手に組み合わせて、バランスよく我が祖国、日本に恵みの雨をもたらしてくれる。

■渓谷の渓魚
雪シロで肌を磨いた、ヤマメ、イワナは雨模様に植物同様、期待している待ちに待った梅雨到来の季節がやってきた。
かなりの賑わいを見せた渓流に、降雨時期に合わせ、鮎釣りが各地で解禁されたおかげで、渓魚たちも安心して生長するために、雨による川虫流下効果で、魚体の回復を図るのことができるのもこの季節なのだ。
また、同時に子孫を後世に残す、抱卵前兆も梅雨に合わせ、一気に魚卵を抱かせる、大切な時期でもある。

■地下のきのこ
地上の樹木、倒木に棲んでいる野生のきのこたちにとって、きたるべき秋に向かって、きのこ生長に欠くことができない、大量の水分を利用して、菌糸の生長を促進させるにも、梅雨時期があってこそ、可能になるのである。

■野生の動物
自然界という生態系の中で生きている、動物たちとて、食物連鎖の中で、梅雨季節における、新鮮なエネルギーを十分に含んでいる、植物、養分を蓄えた小動物。それぞれを捕食、あるいは捕獲をたやすく補充できる、季節がちょうど、梅雨時なのである。

■人と雨
人の場合、梅雨季節を待ち兼ねている。この人たちは少数派であろう。
雨より、晴れ間の生活で暮らせたほうが気分は爽快だからだ。
いつから人間は自然界の恵みをさほど歓迎しない生活パターンになってしまったのだろうか。
疑問は次回に解決したい。
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by yuyugaku-ueno | 2008-05-29 14:32 | 下野・会津だより


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