植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2008年 01月 15日

12 きのこのまとめで、故清水大典氏を偲2ぶ

きのこの先達
私の手元にはきのこの参考書が30冊ある。
 そのなかで、昭和54年発刊「原色きのこ」清水大典著 家の光協会発売の古い本がある。
 この本、あらゆるきのこ本の中で、ぴか一的存在感がある。

例えば、きのこ説明の序文、そのきのこを前文で語っている。内容は清水大典の生き様を的確に表現している。それは読者と著者との「阿、吽」の呼吸で吸収できる。なかなか言葉ではあらわしにくい。きのこ狩りを死に物狂いで実施した者だけに解る、何物かを秘めている。

以下に出版された豪華絢爛なきのこ本の種本的本といえる。清水大典はきのこに限らず、山菜、木の実にも長けた人物で、おそらく今後100年かかっても、氏を超える山の幸熟達者はでまい。

 清水大典は家庭生活に恵まれた人物であったのだろうか? 私は氏と会ったことはないが、そのひとつに賭けた情熱は半端ではない。特に、きのこにおける、冬虫夏草の分野では世界的に有名な人だ。氏が描いた、日本冬虫夏草絵の見事なタッチは写真家は裸で逃げ出す、完璧なできばえに、ただ関心敬服している。

写真家でいえば、故土門拳。氏もまた徹底した努力家、現在存在しているカメラマンでは足元にも及ばない位置にいる。

 山岳部門では新潟県にいた、故藤島玄。日本山岳会越後支部長だった。氏は「越後の山旅」を刊行、細かい地図、文でまとめた労作だ。

 清水大典。土門拳。藤島玄。みんな死んだ。私も彼氏と同格のところまでいきたいが???なかなかうまくいかない。
 
 文、写真、これらを上手にこなす方法はないのでしょうか。


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by yuyugaku-ueno | 2008-01-15 23:41 | きのこ研究


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