植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2012年 04月 07日

1892 遠いイワナ、深い岩魚

 遠いイワナ

 イワナという渓流魚に憑かれて長い歳月を費やす。
 最初に考えた、「日本国中に棲んでいる、すべての魚止めを確認する」。こんな目標を立てて事に挑んだ。いざやってみれば、33000余にあまる渓流群生育地数量に圧倒され、未だ目標を達成できないでいる。ヤマメをあきらめ、西に棲んでいるアマゴ探索を相次いで釣行を中止する。残るイワナも資金と年齢の壁が立ちはだかり、思うような成果は上がっていない。
 森という森林、岩を侵食する滝、廊下、ゴルジュなどの渓谷美、狭い期間だけしか遡行できない季節的制約、その3大要素に加えて、「好きな渓、周回参る」が重なり、ますます志は遅れがちになっている。
 その対策の一つに、前釣行パートナーを再結集させ、残された未知なる渓谷および、滝上イワナ放流地確認釣行を実施したい。2012年度源流イワナ釣行アタック山釣り教室を企画立案し、念願の目的に向かいたいと考えている。
 ここまでのイワナ釣行計画を白紙に戻し、今年を元年として短くて5年、長ければ10年ぐらいの長期間釣行を費やせば、あるていどの良答案が約束できる気がする。先陣を切るイワナ釣り師は誰もいないが、白紙にイワナ文字を書く作業を唯一無二の喜びを感じながら、イワナという渓流魚に迫ってみたい。
 老イワナ釣り師の仲間入りした今、確かにイワナは遠い渓魚になった。それでも未だ衰えることのない、イワナ熱は健在だ。イワナ情熱を維持することができれば、3度目となる飯豊・朝日へ立ち入る条件は整う、想いでの渓谷との再会を夢見ている。

 深い岩魚

 イワナ魚止全国制覇がかなわない現在、次の段階にあたる岩魚研究は半分ぐらいしか解明できていない。岩魚曼荼羅図を描く資格は今の自分自身には持ち得ない。私の寿命予定内に何とか最後の仕事を完成したい。
 源流釣行の終了する75歳から死ぬまでまだ時間がありそうだから、体力をさほど使うことのない翁イワナ釣り師にうってつけだ。深い岩魚とてイワナ釣り師にとって、面白いテーマだから、誰もやらなかった岩魚夢解明に残りの人生を賭けて挑戦する。
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by yuyugaku-ueno | 2012-04-07 16:54 | 山釣り教室


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