2011年 12月 31日

1765 行く年来る年

初春まで順調だった2011年、それが3月11日の東日本大震災、加えて福島第一原発事故以来、最悪なアウトドアシーズンを迎えた。
それに拍車をかけるかのような、夏季新潟・福島集中豪雨の影響をもろに受けた自然遊悠学フィールドダメージは多大だ。
これまで只見、越後をホームグランドとしていた自然遊悠学にとって慣れ親しんでいた山菜、、渓魚、木のこ消失は計り知れない。
およそ50年間、この地で活躍した一人として、災害後における現地状況を把握するたびに、我が身を疑う光景に対して戸惑いを隠せない。
100年に1回あるかないかの天災には個人では災害復興対処不可能と思われる。
山菜の場合
山菜場における渓流斜面流域崩壊流失があって、自生地は根こそぎ鉄砲水でもっていかれてしまう。
山菜という山の幸、渓流の三角洲、堆積した腐葉土、これらがなくなってしまえば、山菜は生きていけない。
今度の大豪雨で豊かな山菜場が吹っ飛んでしまった。
幸い全流域でなく一部、優良山菜は保存されているから、その種子飛散新地発芽を期待したい。
渓魚の場合
奥山を生活の糧とした先人の苦労があって、滝上、ゴルジュ以遠にはタンパク源として下部イワナを新天地放流、このイワナ自然遺産を現在、渓流釣り人に提供してくれた。
けれども天変地異現象といえる源流イワナ下部放失、滝上イワナはあっけなく源流から消えてしまう。
特にゴルジュ帯棲息イワナは全滅したと思われる。
ここでは渓沢源流にある細流イワナ棲息を願うばかりだ
微力ながら自然遊悠学メンバーによる再訪流を試みるが、自分自身に与えられた時間は少ない。
きのこの場合
山菜渓魚に比べて災害影響は最小限度の抑えられた。
山斜面そのものは大水害に耐えてくれる。
しかし、渓流部にあった倒木類は全滅だ。
その場から消えてしまっている。
木材腐朽菌ナメコ、ナラタケ、ムキタケ収獲のみ減少、それ以外は例年きのこ狩りは可能である。

2012年へ
我が人生最悪だった2011年は今日で終わる。
山菜夢はある。
イワナ夢もある。
きのこ夢とて健在だ。
多種夢に向かって邁進すればきっと夢は実現できる。
そんな希望を持って今日をおくる。
今年も様々な人たちとの出合があった。
そんな人たちへ多幸在れと願っております。
皆様良いお年をお迎えください。
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by yuyugaku-ueno | 2011-12-31 15:07 | 身辺雑記


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