3日ぶりの晴れ間が約束されている。
今日、ヤシオツツジ、モミジ古木を掘り起こし、新天地に移植する造園作業を行う。
主の死と共に植木は用なしとなり荒れ放題となってしまう。
そこで、主なる植木を移動してやる。
さすれば新天地で第二の命をもっとうする。
造園親方曰く、「植木が移動してほしい」こんな樹木からのメッセイジを受け、植木職人は作業に入る。
コモ巻きを施し、ユニックで吊り上げる。
新天地へ移動した植木たち。
古木モミジ。
新しい庭で生き伸びることができた。
「モミジはすでに根枯れとなり、以前の庭では死んでしまう。
ここに移してやることによって、「最後の華を咲かせ」人に見られる、ラストのご奉公をやがて迎えるだろう。