2011年 01月 07日

1328 地形図を読む

今年一番の冷え込み。
室内温度マイナス4度、雪が降っている。
また、雪嵐のようにブリザードが吹き荒れ、我が家に吹き溜まりができている。
アウトドアは途中で引き返す。
大風で写真撮影ができない。
我が山行の場合、カメラは必携品だ。
そのカメラが使えないとの口実を理由に、再びコタツの中へ。
それでもインドアとして、ライフワークである地形図を読み、山調査した資料ノート確認事項を地形図に書き込む作業をやる。

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国土地理院発行、25000分の1地形図。
山行の必携品。
登山する地域の地形図を書店に注文してそろえる。
なぜ山旅に必要なのか、それは山行の際、現在地を常時確認できる。
今、自分自身が地形図のどの位置にいるのか、更に加えれば、地形図の情報記載内容と実際の山地形相違点をノートなどに書きとめることが大切だ。
例えば、地形図に記載されている、広葉樹、針葉樹マークと現在地の樹木との相違点、コンター(等高線、25000分の1では10メートル)斜度確認、岩場、湿原、植物、これらの実地調査で得られた情報をノートに記載する。
山の楽しみ方として、尾根コース、沢コース、両者は山頂(それぞれの目的地)ルートが地形図から見て無数にあることが理解できる。
1番目には尾根を辿る。
2番目は沢コース。
欲が出たら、東西南北にある、山道のないコースも面白い。
実施登山で得た自分だけの山情報の活用として、未知なるコース挑戦の際、度重なる登山で得た資料を挑もうとする尾根、岩、沢に照らし合わせ、予め机上登山にかなりの部分で役に立つ。
「地形図を見ただけで山地が浮き出て見える」
このくらい地形図に長けてくれば、登山は一人前といえる。
地形図は裏切ることはまったくない。
山登りで唯一頼りになり、地形図なしの登山はありえない。
仮に目的地以外の場所に行ってしまったら、それはその人のルートファインデングが誤ったからで、地形図が間違っているいることなど、ありえないと断言できるほど、正確に山を表現している。
しかしながら、正しいとはいえ、25000分の1で山を平面化している記載制約はある。
細かい山表現内容は省かれている場合が多く、そのために自分自身で調査した山情報を地形図に加えなければ、ある程度完成した地形図にはならない。

※地形図製作年度は古い。
例えば、自然遊悠学の家がある中三依地区。
「五十里湖」
昭和46年測量、昭和64年修正測量。
使用した空中写真昭和62年9月撮影。
現地調査は昭和63年6月実施。
このように22年前の資料が記載されていて、現在とは異なる地形であることを覚えておかなければいけない。

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50000分の1、地形図。
25000分の1地形図を4枚縮小した地図だ。
この地図は山地の大雑把地形を見るときに使う。

※25000分の1地形図を製作の基本としている。

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山地市町村発行の地形図。
大方25000分の1地形図を1枚にまとめた地図である。
国土地理院発行の地形図と比べて、山頂、沢が細かく記載されている。
また、登山道も記されている。
山地地域山調査に役に立つ。

※各地観光化で販売しているから、入手可能。
大判なのと、国土地理院の地形図と比べて紙質が悪く、破れやすい。

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購入地形図は各地山地別に紙袋に入れ、保管する。

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100000分の1地形図を地域別にまとめた本の地図。
山地を特定するときに使う。

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各山地別にベテラン登山家が山調査を実施まとめた地図。
簡単なルート解説がある。
有名山地、100名山、200名山、300名山など登山価値を求める初心者向け地図と考える。
ヤブ山山地は当然省かれている。

※税込み800円は安い。
コースタイム入り、高山植物分布も記載されている。

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藤島玄氏労作地形図。
今は故人ながら、新潟市に行って一度お目にかかったことがある。
あるとあらゆるピーク、沢名を記載してある貴重な地図だ。
私の若かりし頃、朝日連峰、飯豊連邦の地域調査の際、大変役に立った。
氏との交流が今も想い出される。

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自宅でくつろぐ私。
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by yuyugaku-ueno | 2011-01-07 16:00 | 身辺雑記


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