植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2011年 01月 03日

1324 樹木観察 2-2 モミ

モミ純林を歩く

想定外の晴れ間が続いている正月3日、針葉樹帯へ行く。

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円錐形樹形が特徴のモミ。
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林床で育つ実生モミ。
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昼間はほとんど行動しない野生のウサギ。
足跡だけが尾根にある。
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尾根に占有するアカマツ、コナラ、林床下でも実生モミは育っている。
アカマツ幼木は見当たらない。
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山斜面でアカマツ、コナラ、ヤマザクラなどと混生しながら生えるモミ。
モミはどちらかといえば、斜面鞍部を好んで自生する傾向がある。
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モミ純林帯に到着。
尾根東面にアカマツ、西面はモミが茂っている。
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西陽がモミ林を照らせば、モミ巨木は一段と大きく見える。
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樹冠を被うモミ群落。
生育環境が整うと、モミ純林が出来上がる。
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モミパワーを浴び、正月早々元気が沸いてくる私。
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帰路、モミ、アカマツ混生尾根を下降する。
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かなり大きいモミを見つける。
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らせん状に枝を伸ばすモミ。
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生長中のモミは先端が尖る。

孤軍奮闘記
潮海寺潮五郎とかいった作家作品「樅の木は残った」に象徴する樹がモミだ。
この樹、平地から1000メートル級の山地ブナ帯まで。広い生育地を確保している。
山好みでない一般人にも手の届くモミだから、馴染み深い樹木である。
山地へ行けば、山斜面に1本、尾根に1本、点々と自生している。
また、環境が良ければモミ純林を垣間見せてくれる。
私のモミ見参といえば、なんといっても、きのこだ。
モミ林のきのこといえば、アカモミタケであろう。
10月、点々と発生する。
特に出汁が良好、きのこ狩りでは欠かせない。
また、20センチぐらいに生長する大型きのこ、モミタケの存在を忘れてはいけない。
9月、運がよければモミタケが採集できる、モミ林はありがたい。
バター炒めがお勧めだ。

モミを観察しながら、きのこ話など時期尚早かも。
けれども、大きくなったモミタケは強い印象として、私の脳裏をよぎるのである。
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by yuyugaku-ueno | 2011-01-03 18:10 | 下野・会津だより


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