2010年 07月 04日

1101 毛鉤釣りの勧め

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30年以上愛用している、拙者の毛鉤竿。
最近流行のカーボンロッドではない、グラスロッドの竿だ。
長さは3,5メートル。
この竿なら1尺2寸程度のイワナであれば、ゴボウ抜きできる。
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毛鉤
日本式毛鉤釣りの場合、毛鉤を水面に着水させたら、自分の毛鉤を最後まで見失いようにすることが大切だ。
そこで、毛鉤は見やすい色がベストなので、自分で自作する。
ライン
理想的なラインである、馬素。
これは昔話で、拙者は瀬端氏からいただいた、撚りラインを使っている。
市販品ではなかなかライン用品が見当たらなく、フライフィッシングで使用している、テーパーラインで代用できる。
ラインの選択は釣り場によって決める。
ハリス(リーダー)
1.5号のナイロン糸を使う。
長さはひとひろだ。
仕掛け
竿の全長プラス、ハリス分の長さを竿尻から出せば良い。
仕掛け巻き
出来上がった仕掛けを丸型仕掛け巻きに巻き込む。
餌釣り仕掛けでしようする、角型では巻き癖が起こるので使用できない。

簡単毛鉤釣り
餌釣り竿に、ひとひろのハリス、先端に毛鉤をつければ仕掛けの出来上がり。
この餌釣り竿で、水面をたたく釣り、水面の流れに毛鉤を入れ、そのまま流れにのせるだけで良い。

イワナ、ヤマメの好奇心を誘う毛鉤釣り
生餌で渓魚が釣るのは当たり前だ。
それでは疑似餌(毛鉤)で渓魚は何故釣れるのか。
日本式毛鉤作成における毛鉤巻きは簡単だ。
フライフィッシングで使う毛鉤はある程度、川虫や昆虫に似せて作る。
けれども拙者の毛ばりは胴、ハックルだけである。
その差はかなりある。
西洋式毛鉤釣りでは毛鉤(フライ)を釣り人が自然に流すことを目的としている。
それに対し、拙者がやっている日本式伝統毛鉤釣りの場合、毛鉤を操作するのだ。
毛鉤を不自然に動かす、これは生き物が水中でもがく苦しむ仕草を釣り人が演出させ、渓魚を巧みに誘う。
渓流に棲んでいるヤマメ、イワナは釣り人が操作する毛鉤を生き物として捕らえようとする本能があるから、偽者餌である毛鉤に食いつくのである。
意外と、弱者に食いつく渓魚の性格があるから、日本式毛鉤釣りでも渓魚は釣れるのだ。
ただし、ドラッグのかかってしまった、毛鉤の流れではこの限りではない。
日本式毛鉤釣り、フライフィッシング、両者の流し方はヤマメ、イワナ釣りでも共通セオリーがあって、テーマは限りなくある。

釣り人いろいろ
毛鉤釣りからの入門者
餌釣りの経験がないから、すんなり毛鉤釣りに入門できる。
餌釣りから毛鉤釣りへの転向者
「餌だったら確実に釣れた」脈釣りでの釣りファンの陥りやすい過ちがここにある。
これがネックで、せっかく毛鉤ツリを志した渓流師は毛鉤釣りを断念させられてしまう。
その対策として、餌釣りロッドを捨てるしか方法はない。

毛鉤釣りの良さ
1 面倒な餌確保がいらない。
2 軽量化に貢献する。
3 渓魚勝負が早い。
4 渓魚を傷めない。
5 餌釣りが多数占める釣り場であれば、毛鉤に対する渓魚反応は素早く有利だ。
6 渓魚を浮かせて釣るから、渓魚交情がある。

毛鉤釣りの欠点
1 生餌と毛鉤の差はかない大きく、毛鉤釣りはハンデを背負っての釣りとなる。
2 早春、濁りがあれば、まったく釣りにならない。
3 大場所(深場)にいる、場荒れ底定位渓魚釣りには向かない。

拙者の日本式毛鉤釣り
「餌探しが面倒」
「アタックザックの軽量化が可能」
以上二点が拙者の毛鉤釣りをいざなう理由だ。
背中の重さが気になったら、渓魚釣りはそれでお終い。
ザックの軽量化は系魚釣りの必須条件であるから、奥山アタック、キャンプ釣行ではなるべく毛鉤釣り用具持参で源流アタックをやっている。
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by yuyugaku-ueno | 2010-07-04 08:56 | 渓流釣り入門


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