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植野稔の自然遊悠学 イワナだ! ヤマメだ! 山菜だ! きのこだ!!

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2009年 08月 03日

704 マタタビ薬酒

マタタビを仕込む
山の幸を認識できる知識があれば、健康に山暮らしができる。
毎日の山歩きの中で、何をどうゆう風に意識しているわけではないものの、長い習慣で山の幸があれば、それにピントが合う。
メインのチタケ狩りの合間に、マタタビを見つける。
このマタタビ、毎年同じ場所に花芽をつけるが、受粉して実を結ぶとは限らない。
実を結べば、今度はサル、クマの害を浴びてしまい、人が収穫するにはそれなりのツキがなければマタタビを物にできない。
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1週間前にマタタビを見つける。
この場所は風下なので、実をつけやすい環境にある。
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マタタビアブラムシに産卵されたマタタビ、虫嬰(ちゅうえい)といってマタタビガ団子状となる。
薬効成分は虫嬰を仕込めば最高の薬酒が出来上がる。
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収穫したマタタビを数日、日干し乾燥させる。
704  マタタビ薬酒_d0134473_16495730.jpg

日干しが出来上がった状態、マタタビが熟している。






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保存ビンにマタタビを入れ、35度のホワイトリカーを注ぎ入れる。
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今回は虫嬰が入っているから、味は良くなり、薬効効果は抜群である。

by yuyugaku-ueno | 2009-08-03 16:57 | 果実酒・薬酒づくり


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